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2018年02月27日

「 伝統 」 を疑え!?

 自分が物心ついた頃にあったモノは、

神代の昔からあったこの国の常識

みたいに思っていることが多いけど、

意外と新しかったり、

誰かの思いつきで突然始まっていたりすることが

結構あるんだろうと感じています。

 しかも根拠があいまいで!

 

 建築の世界にいると、

正体不明の “ 常識 ” が沢山あって、

なんだか気持ち悪い思いをしているんですね。

 

 日本の文化や歳時記、マナーをご講義されている

志磨美智子さんにお貸しする約束なので、

読まれたあとで、是非ご感想をお聞きしたいと思っています。



 この中にも出てきますが、

今や “ 日本の常識 ” になりつつある ( 感じの! )

節分の 『 恵方巻 』 も、

私が18で大阪の下町に住んだ頃に、

そんな習慣があることを

聞いたような、聞いていないような ・ ・ ・ 。

っていう程度のモノでした。

 

 帯の

「 伝統 」 を疑え!?

は、わたし好きです。
   


Posted by CAOS at 01:35Comments(0)日記

2018年02月25日

“ 舞台照明 ” を考える

 おば様たちに人気のコーラスグループだそうです。



「 チケット用意しているからおいで。 」

と言われて、県民文化会館 大ホール。

 

 出し物も良かったけど、

気になったのが舞台照明。

舞台や、テレビ ・ 映画で見た照明を

そのまま建築でしようとする人がいるんですね。

 

 空中を飛んでいる光を見せようとしても

普通は見えないから

舞台だと、スモークなんかを漂わせて光を見せるんですね。

建築ではそんなこと出来ないから

同じことをしようとしたら必ず失敗する!

 これを

何とか出来ないかと考えています。
   


Posted by CAOS at 01:38Comments(0)日記

2018年02月23日

『 ものづくり 』 の悩み

 スマホケースになかなか美しいデザインがなくて、

今は、色々探してようやくインターネット通販で見つけたのを

気に入って使っています。



( 革製品なので味が出てきたけど、手入れしていないから汚れも目立つ ・ ・ ・ )

買ってから知ったのですが、

製造販売している会社は、意外と近くて

30分くらいの距離で、月に2回や3回は前を通っていました。

 

 1年余り前に買ってからずっと気にはなっていましたが、

お店を持っている会社ではないので機会がなくて、

昨日始めて訪ねてみました。

社長さんから革製品の加工のこと、

インターネット通販のこと、

趣味のことなど沢山興味深い話をお聞きして

とても楽しい時間でした。

 

 想像より2桁くらい多く売れていることに驚きましたが、

沢山売れると、

自分が良いと思うモノより

従業員さんの誰でも作れる

量産向けのデザインを優先しないといけなくなる。

というお話が興味深くて。

 

 革製品でも、多分食べ物屋さんでも、もちろん建築でも。

自分と同じ技量の人だけで組織することが出来ないから、

沢山の数をこなそうとしたら

程度を落とさないと出来ないんですよね。

 『 ものづくり 』 の共通の悩みなんだろうと思います。
   


Posted by CAOS at 14:37Comments(0)日記

2018年02月21日

ふさわしい空気!

 オリンピック中継を観ていると

ちょこちょこ出てくるエアコンメーカーのCM。

『 ふさわしい空気で満たす 』 編。



冒頭で登場する

広いところに、小じんまりしたこの建物が気になっています。

 

 休日や老後 ( ? ) のゆっくりした生活がイメージできて、

建物の内も外も “ 空気 ” を感じる暮らしを

上手く表現できていると思うんですね。

 

 家が大きいことで存在を示す時代があったと思うけど、

みんなが豊かになった

みんなが教養を身に着けた今の時代、

建物には質の高さが大切なんだろうと思うのです。
 
   


Posted by CAOS at 01:42Comments(0)日記

2018年02月17日

感性の確認?

「 評価されているものを見て美しいと思うのも良いけど、

 たまたま入ったような街のギャラリーで観た無名な作品でも、

 それが良いものなら、

 感動できる感性を持たないといけないよ。」

高校の美術の先生から個人的に言われた場面を

鮮明に覚えています。

 40年近く経った今でも鮮明な理由があって、

ずっとそのことを意識し続けてきたんです。

 

 あるテレビ番組のセットがとても綺麗で気持ちよくて、

番組が終わってしまったら見られなくなるからと、

1月あまり前に番組ホームページからセットの画像をコピーして

PCに保管しました。

 

 今日、同じ番組を観ていたら

そのセットは、世界的に有名な日本人デザイナーの仕事で、

イタリアの権威あるインテリア雑誌でも紹介されたのだとか。

 

 画像を頂いた時点では、誰がデザインしたかも知らず、

海外で注目されるとも思っていなかったけど、

こういう出来事で、

自分の “ 美しい ” の感覚が間違っていないことを

確認できることが、私にはとても大切!
   


Posted by CAOS at 00:41Comments(0)日記

2018年02月13日

だいたいの流し台にはあるけど!

 インターネットで流れている情報のほとんどは

ウワサ話ほどの制度もないと思っているけど、

まれに 「 お! 」 って思うことがあって!

 

 流し台の隅に付いているこれ。



一般的にスパイスラックとして使われる引出しですね。

国産の既製品だったら殆どの流し台にあると思うんですけど、

Facebookで、『 3年住んで偶然この引出しを見付けた。 』

っていう記事をあげた人がいて、

それを見た沢山の人が、

『 自分の家のを見てみたらうちにもありました。』

って反応しているんですね。

・ ・ ・ 盲点でした。

 

 プランの最中なんかに流し台を決定するために行く

ショールームのおねぇさんから説明されていると思うけど、

家を建てるために考えることが多いから覚えていないですね。

 建物の引き渡しのときにも、

説明する項目が多いから、多分こんなのは説明しない。

 

 コンロの構造上空いたスペースに、

申し訳程度に引き出しを付けたものなので

( って言ってしまったら元も子もないか? )

出来の良いものでは ないけど、

暮らしていて知らないのは問題だなと思って、

ちょっと “ 目からウロコ ” 的な情報で反省しました。
   


Posted by CAOS at 15:39Comments(0)日記

2018年02月11日

芸能の原点を見るような!

 何かが生まれるときにはそれぞれ理由があって、

そのうち形骸化してきて、

最終的には意味を持たないものに変化していく。

そんな経路をたどるものなんだろうと思うけど、

経路の1番はじめ。

原点を見る感じがしました。

 

『 杉野原御田舞 』



田をつくって、モミを蒔いて、世話をして、収穫する。

これを舞に表現したものだと思いますが、

能の様でもあり、

狂言の様でもあり、

相撲の所作にも見える芸能の原点のような気がします。

 

 この建物も良いんですね!



地域の人たちの苦労があってのことだと思いますが、

山深い土地にこれだけ立派に、

この芸能が残っていることが感動。

( 山深いからのこったのか ・ ・ ・ )



 

 事実、続けることが難しくて、

今年が最後の公開になるやにも聞いたけど、

是非残して欲しいなと、思うのはよそ者の気軽さでしょうか。

十津川村の 『 小原の大踊 』 は、

大学の先生が活躍して、学生を連れてくることで守れた。

と聞いたけど、同じような方法があるのかも知れません。
 
  


Posted by CAOS at 17:43Comments(0)日記

2018年02月10日

ストラディバリュウス

 
を初めてナマで聴いた!

名器でも練習用のバイオリンでも、

私には解る自信ないけど ・ ・ ・ 。

 



詳しくないので知りませんでしたが、

タイヘンなヴァイオリニストだそうです。



 

 表現者のモチベーションは、

頑張れば、それに見合った場が与えられる。

っていう期待だと思うけど、

音の良くない会場で、



それ以上に、聴き手の行儀の悪さが目立ちました。

 一流になれば、

いつも最高の場が与えれるとは限らないみたいで、

とても残念でした。

 

 途中から諦めたみたいだったけど、

最初、

「 あなたの体制が整うまで、こちらは演奏始めませんよ。 」

みたいな姿勢が痛快だったんですけどネ!
 
  


Posted by CAOS at 01:21Comments(0)日記

2018年02月05日

この風景不思議に思ったことないですか?



って、

みんなが不思議に思うから 『 橋杭岩 』 は名勝なんだろうけど!

私が以前から不思議に思っているのは、

手前のゴロゴロしている岩です。

『 橋杭岩 』 の荒々しい感じと、

手前のゴロゴロしている岩の呑気な感じがとても対照的で

不思議に思っていたんですね。

 

 県立紀伊風土記の丘 学芸員の

瀬谷今日子さんの 『 地震と考古学 』 というお話を聴きました。



このゴロゴロしているのは、

元は 『 橋杭岩 』 の一部だったのが崩落して、

津波で今の位置に運ばれたのだそうです。

だから一方向に偏って分布しているのだとか。

レーザー光線 ( て言ったかな? ) で正確に測っても

台風程度の大波では全く位置が変わっていないそうです。

 

 “ 地震考古学 ” という学問があるのだそうですが、

なかなか面白いお話です。

 考古学の分野で地震を見ることで、

解ることの例を興味深く沢山伺いましたが、

その中で、考えさせられたお話を1つ。

 

 大阪で発見された弥生時代の大きな集落の遺構で、

集落があった間に何度も地震にあっていることが

地崩れの跡から解るけど、

地崩れの場所に建物が建っていた形跡が1つもないのだとか。

「 昔から人が住んでいた場所は、安全なところ 」

って、よく言われることですが、

まだ文字も持たない古い時代の人に

すでに安全に住む知恵があったんですね。

これだけ文明が進んだ時代の人がその知恵をなくしていることが

フ ・ シ ・ ギ !
   


Posted by CAOS at 01:49Comments(0)日記

2018年02月01日

寶塚漫筆

 事業をしていた伯父から

「 あとから松下とか、他に色々な人が出たから

 若い人にはピンとこないかも知れんが 」

っていうような感じで話を聞いたことがありました。

 

 ある世代にとって、

小林一三が

出世物語のヒーローの代表だったんでしょうね。

 小さな温泉だった宝塚と

阪急電車の関係くらいは私も知っています。

( って、『 おゝ宝塚 』の歌詞のまんまだし! )

 

 で、

小林一三が宝塚歌劇への思いを語っています。



最初の頃のエピソード、

有馬稲子・越路吹雪・淡島千景・月丘夢路・乙羽信子

なんていう私でも( 名前くらいは )知っている

往年のスターの話など、なかなか面白いのですが、

意外なのは、小林が考える宝塚歌劇が

“ 花嫁学校 ” の延長っぽいんですね。

 

 頑張ってスターになるのも良いけど、

家庭に入って良い妻、良い母になるのが女の幸せ・つとめ。

的な感じ。

時代が違うからか、今イメージする宝塚とは違う感じがします。

 



昭和30年に200円だった本を

私は2,000円で買いました。

物価を考えたら安いのか?

   


Posted by CAOS at 01:01Comments(0)日記