2013年10月14日
味わい ・ 深み
余分な部分を削ぎ落として、削ぎ落として、
研いて、磨いて最後に残ったものが
最高に美しくて、素晴らしいモノだと思うのですが、
最高に “ 魅力的 ” なモノかというと、
そうとも言い切れないような気がしています。
黒田街子パッチワークキルト展
での邦楽コンサートで、
塩高和之さんの琵琶と
田中黎山さんの尺八の演奏を聴きました。

ピアノなど、西洋の楽器の演奏では
楽譜にない音は雑音ですが、
邦楽の楽器の場合は、
尺八の息をはく風の音も
弦楽器で他の弦が共鳴してしまったり
ばちがたたいてしまったりする音も、
それは自然なモノとして音楽の中の
1つの要素になってしまうのだそうです。
夜の打ち上げで

塩高さんから伺ったところでは、
曲をつくるときには同じように
削ぎ落として、磨いて残った部分を取り出すのだけれど、
演奏のときには別の音も入って魅力的になるとか。
( 少し違ったかも知れませんが、
そんな意味のことを言われたと思います。 )
この感じは、
建築にも言えるのだろうと思います。
“ 味わい ” と言い換えても良いのでしょうか?
深みのあるモノづくり
は、そういうものなのだろうと思います。
研いて、磨いて最後に残ったものが
最高に美しくて、素晴らしいモノだと思うのですが、
最高に “ 魅力的 ” なモノかというと、
そうとも言い切れないような気がしています。
黒田街子パッチワークキルト展
での邦楽コンサートで、
塩高和之さんの琵琶と
田中黎山さんの尺八の演奏を聴きました。

ピアノなど、西洋の楽器の演奏では
楽譜にない音は雑音ですが、
邦楽の楽器の場合は、
尺八の息をはく風の音も
弦楽器で他の弦が共鳴してしまったり
ばちがたたいてしまったりする音も、
それは自然なモノとして音楽の中の
1つの要素になってしまうのだそうです。
夜の打ち上げで

塩高さんから伺ったところでは、
曲をつくるときには同じように
削ぎ落として、磨いて残った部分を取り出すのだけれど、
演奏のときには別の音も入って魅力的になるとか。
( 少し違ったかも知れませんが、
そんな意味のことを言われたと思います。 )
この感じは、
建築にも言えるのだろうと思います。
“ 味わい ” と言い換えても良いのでしょうか?
深みのあるモノづくり
は、そういうものなのだろうと思います。
Posted by CAOS at 02:03│Comments(0)
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