2013年01月31日
有田にも太古からの歴史
「 西暦何年にどんなことがありました。 」
って、歴史の時間に教えるので、
何となく教科書に出てくる出来事だけが
この国で起きていたこと。みたいな感じがあるんですね。
本当は、そんな表舞台から離れたところにも
人々の営みはあったわけで ・ ・ ・ 。
天皇家だけではなくて、
きっと私にだって、
男系だけをずっとたどったとしても必ずその時代ごとに
誰か何かしていた人がいたわけで!
我が家の近所から出土した銅鐸が
去年 紀伊風土記の丘 で展示されていたそうで、
その図録を 「 見せてあげる 」 って、
銅鐸の持ち主さんが持って来てくれました。



自分たちの地域にも古代の生活があったって、
改めて見たら感激じゃないですか。
って、歴史の時間に教えるので、
何となく教科書に出てくる出来事だけが
この国で起きていたこと。みたいな感じがあるんですね。
本当は、そんな表舞台から離れたところにも
人々の営みはあったわけで ・ ・ ・ 。
天皇家だけではなくて、
きっと私にだって、
男系だけをずっとたどったとしても必ずその時代ごとに
誰か何かしていた人がいたわけで!
我が家の近所から出土した銅鐸が
去年 紀伊風土記の丘 で展示されていたそうで、
その図録を 「 見せてあげる 」 って、
銅鐸の持ち主さんが持って来てくれました。



自分たちの地域にも古代の生活があったって、
改めて見たら感激じゃないですか。
2013年01月29日
ンなことぁないか ・ ・ ・
小学生の頃、
宿題で出される読書感想文が納得できませんでした。
感想文そのものというよりは、その評価基準に。
“ 感想文 ” と言う限りは感想を書くことが大事だろう。
と思うのですが、
評価が高いのは、
いつも何となく “ あらすじ ” だったんですね。
3回も読み返した小説ってそう多くはないけど、
『 鹿男あをによし 』 と 『 プリンセス・トヨトミ 』 は、
私それぞれ3回読み返しています。
そんな作家のエッセイ。

「 同じものを見れば、同じことを感じることが出来る 」
とまでは思わんが、
共感できる考え方が沢山あるなと!
逆に、全く正反対の体験をしている部分もあって、
私の場合は、
感想文の先生の評価が納得いかないまま大人になりましたが、
『 まえがき 』 部分の彼のエピソードで、
自分は大した発想だと思っていなかった“ 行儀の悪い文章 ”
だと思っていたものが先生から高く評価された。
その経験がなければ小説家にはなっていない。
と書いています。
学校の先生が必ず
文章を正しく評価できる感性を持っているとは限らんが、
大作家が生まれるチャンスを潰したかもしれない ・ ・ ・ 。
宿題で出される読書感想文が納得できませんでした。
感想文そのものというよりは、その評価基準に。
“ 感想文 ” と言う限りは感想を書くことが大事だろう。
と思うのですが、
評価が高いのは、
いつも何となく “ あらすじ ” だったんですね。
3回も読み返した小説ってそう多くはないけど、
『 鹿男あをによし 』 と 『 プリンセス・トヨトミ 』 は、
私それぞれ3回読み返しています。
そんな作家のエッセイ。

「 同じものを見れば、同じことを感じることが出来る 」
とまでは思わんが、
共感できる考え方が沢山あるなと!
逆に、全く正反対の体験をしている部分もあって、
私の場合は、
感想文の先生の評価が納得いかないまま大人になりましたが、
『 まえがき 』 部分の彼のエピソードで、
自分は大した発想だと思っていなかった“ 行儀の悪い文章 ”
だと思っていたものが先生から高く評価された。
その経験がなければ小説家にはなっていない。
と書いています。
学校の先生が必ず
文章を正しく評価できる感性を持っているとは限らんが、
大作家が生まれるチャンスを潰したかもしれない ・ ・ ・ 。
2013年01月28日
“ 庭 ” も真剣に取り組めば!
分かって来れば、
行きつく先は日本のモノ、地域のモノだそうです。
『 茅の会 』 今月は、藤岡成介氏のお話でした。
( =この人の肩書が解りにくい ・ ・ ・
ガーデンアドバイザーみたいな感じだろうか?
毎週ラジオにも出演されているらしいが。)
興味深かったのは、
宝塚でのことだというので低いレベルではないでしょう。
イングリッシュガーデンを最初に始めた
10人ほどの人達の話です。
始めた頃はイギリスの庭をコピーしていたそうですが、
色々なことを試して練れてきた結果
植物や設えが和風に近づいてきたのだとか。
解る気がします。
自然環境も生活も違う国の文化をそのまま真似しても
真剣に取り組んでいるうちにその矛盾に気付くし、
それが気持ち良くないと感じて来るでしょう。
自然な流れだと思います。
このことに関連してもう1つ。
オリーブを上手く育てられない人が多いのだそうです。
オリーブは地中海地方の植物ですね。
石灰質の土壌でアルカリ性の場所なので、
土をアルカリ性にしてあげなければいけない。
気候と合わせて、そんなことも考えなければいけない。
建築でも同じなんですね。
異文化の優れた部分は取り入れたいが、
そのまま日本に持ち込んでも、
それが良いモノになるとは限らないということを
今回のお話で確認した気がします。
近くて遠い
遠くて近いエクステリアと建築の関係ですが、
お話を伺っていて、共通点を沢山感じました。
行きつく先は日本のモノ、地域のモノだそうです。
『 茅の会 』 今月は、藤岡成介氏のお話でした。
( =この人の肩書が解りにくい ・ ・ ・
ガーデンアドバイザーみたいな感じだろうか?
毎週ラジオにも出演されているらしいが。)
興味深かったのは、
宝塚でのことだというので低いレベルではないでしょう。
イングリッシュガーデンを最初に始めた
10人ほどの人達の話です。
始めた頃はイギリスの庭をコピーしていたそうですが、
色々なことを試して練れてきた結果
植物や設えが和風に近づいてきたのだとか。
解る気がします。
自然環境も生活も違う国の文化をそのまま真似しても
真剣に取り組んでいるうちにその矛盾に気付くし、
それが気持ち良くないと感じて来るでしょう。
自然な流れだと思います。
このことに関連してもう1つ。
オリーブを上手く育てられない人が多いのだそうです。
オリーブは地中海地方の植物ですね。
石灰質の土壌でアルカリ性の場所なので、
土をアルカリ性にしてあげなければいけない。
気候と合わせて、そんなことも考えなければいけない。
建築でも同じなんですね。
異文化の優れた部分は取り入れたいが、
そのまま日本に持ち込んでも、
それが良いモノになるとは限らないということを
今回のお話で確認した気がします。
近くて遠い
遠くて近いエクステリアと建築の関係ですが、
お話を伺っていて、共通点を沢山感じました。
2013年01月27日
『 豆の会 』
「 夏目漱石が和歌山に来たって、
そんなに大変なことなんですか? 」 って、
そのことに疑問を持つ感性がなかった自分が悔しい ・ ・ ・ 。
今月の 『 豆の会 』 。
県立文書館の溝端氏にお願いして、
有田を中心にした古写真のコレクションと、
この間まで県立博物館に展示されていた
和歌浦のエレベーターの写真パネルを拝見しながら
説明をお聞きしました。

有田の古写真は、
参加の皆さんが日頃から知っている風景と
写真の風景との違いに大騒ぎ!
和歌浦のエレベーターにも、そんなのがあったんですね。
という感じで楽しんでいただきました。

この立体写真もなかなか面白いものです。
『 紀伊国名所図会 』 のホンモノは、
和歌山大学の教育学部で日本史を専攻されていた
久喜さんのお嬢さんが感動されていましたナ!

で、
和歌浦のエレベーターですが、
日本初の屋外エレベーターなのですが、
夏目漱石が和歌山に来た時に乗っているんですね。
それが小説 『 行人 』 にも書かれているのですが、
そのことが大変なこととして説明されました。
会が終わってから、カメラマンの山中さんが
「 夏目漱石が和歌山に来たって、
そんなに大変なことなんですか? 」
と言われたんですね。
確かに、言われてみれば今の私たちの生活で
人気作家が和歌山に来たからって、
それが歴史的な出来事にはならない ・ ・ ・ 。
そのことに疑問を感じる感性がなかったことが
私は悔しい ・ ・ ・ 。
そんなに大変なことなんですか? 」 って、
そのことに疑問を持つ感性がなかった自分が悔しい ・ ・ ・ 。
今月の 『 豆の会 』 。
県立文書館の溝端氏にお願いして、
有田を中心にした古写真のコレクションと、
この間まで県立博物館に展示されていた
和歌浦のエレベーターの写真パネルを拝見しながら
説明をお聞きしました。

有田の古写真は、
参加の皆さんが日頃から知っている風景と
写真の風景との違いに大騒ぎ!
和歌浦のエレベーターにも、そんなのがあったんですね。
という感じで楽しんでいただきました。

この立体写真もなかなか面白いものです。
『 紀伊国名所図会 』 のホンモノは、
和歌山大学の教育学部で日本史を専攻されていた
久喜さんのお嬢さんが感動されていましたナ!

で、
和歌浦のエレベーターですが、
日本初の屋外エレベーターなのですが、
夏目漱石が和歌山に来た時に乗っているんですね。
それが小説 『 行人 』 にも書かれているのですが、
そのことが大変なこととして説明されました。
会が終わってから、カメラマンの山中さんが
「 夏目漱石が和歌山に来たって、
そんなに大変なことなんですか? 」
と言われたんですね。
確かに、言われてみれば今の私たちの生活で
人気作家が和歌山に来たからって、
それが歴史的な出来事にはならない ・ ・ ・ 。
そのことに疑問を感じる感性がなかったことが
私は悔しい ・ ・ ・ 。
2013年01月19日
最初からなければ ・ ・ ・
大学の史学科に合格して春から家を離れる息子が、
下宿も決まって
“ 和歌山県 ” を今まで以上に意識しているようです。
「 和歌山県って何でこんなにマイナーなんやろ? 」 と!
ああだこうだあった結果、私が出した結論。
「 お前が和歌山で邪馬台国見付けたらエエんや!
いっぱい人来るぞ! 」
最初からないモノは見付けられんが ・ ・ ・ 。
先日、クライアントから
「 息子さんがいたら、洗面所散らかるでしょう? 」
「 もうそんな小さなお子さんじゃないかも知れませんね。 」
というようなことを言われました。
もうそんなに小さくはないけど
散らかします。
水飛ばす
石鹸飛ばす
歯磨き飛ばす ・ ・ ・
それはそれは行儀の悪いことですが、
杉のムク材を使用した洗面カウンターも、
床も特に問題はおきてません。
設備機器のメーカーは
自社の製品が如何に汚れに強いかを宣伝しますが、
汚れてむさ苦しくなるのは樹脂や金属の部分なんですね。
最初から
そんなモノがなければ特に汚れの問題は出ない!
下宿も決まって
“ 和歌山県 ” を今まで以上に意識しているようです。
「 和歌山県って何でこんなにマイナーなんやろ? 」 と!
ああだこうだあった結果、私が出した結論。
「 お前が和歌山で邪馬台国見付けたらエエんや!
いっぱい人来るぞ! 」
最初からないモノは見付けられんが ・ ・ ・ 。
先日、クライアントから
「 息子さんがいたら、洗面所散らかるでしょう? 」
「 もうそんな小さなお子さんじゃないかも知れませんね。 」
というようなことを言われました。
もうそんなに小さくはないけど
散らかします。
水飛ばす
石鹸飛ばす
歯磨き飛ばす ・ ・ ・
それはそれは行儀の悪いことですが、
杉のムク材を使用した洗面カウンターも、
床も特に問題はおきてません。
設備機器のメーカーは
自社の製品が如何に汚れに強いかを宣伝しますが、
汚れてむさ苦しくなるのは樹脂や金属の部分なんですね。
最初から
そんなモノがなければ特に汚れの問題は出ない!
2013年01月16日
自然のチカラ
どんなに時代が進んでも
人の力では自然に対抗しきれないのだろうと思います。
だから、
逆らうことよりも上手く付き合うとか、
被害を最小限にとどめるとか、
そんな知恵が大事なのでしょう。
勝浦の建物で見付けた印。

写真中央ですが、
地面から1.4mくらいの高さでした。

紀南地方の各所で被害を出した水害。
ここは那智川があふれた場所ですが、
こんなところまで水が来たそうです。
川の氾濫まで建物のつくりで対抗することは出来ないけれど、
そうなったときに
どう対処できるかを考えておくことは出来そうな気がします。
人の力では自然に対抗しきれないのだろうと思います。
だから、
逆らうことよりも上手く付き合うとか、
被害を最小限にとどめるとか、
そんな知恵が大事なのでしょう。
勝浦の建物で見付けた印。

写真中央ですが、
地面から1.4mくらいの高さでした。

紀南地方の各所で被害を出した水害。
ここは那智川があふれた場所ですが、
こんなところまで水が来たそうです。
川の氾濫まで建物のつくりで対抗することは出来ないけれど、
そうなったときに
どう対処できるかを考えておくことは出来そうな気がします。
2013年01月14日
「 ちぃちぃぱっぱ 」
老人施設をのぞくと、
お年寄りがお遊戯していたりするんですけど、
一通り人生を経験してきた人が
仮にボケているにしても本当に楽しんで
「 ちぃちぃぱっぱ 」 しているんだろうか?
と思っていました。
たまたま送られてきた通販カタログの中に
永六輔さんと
民俗学者からデイサービスの職員に転向された女性との
対談記事が載っていました。

「 ちぃちぃぱっぱ 」 は、老人が職員に合わせてくれている
と言うんですね。
・ ・ ・ その方がよほど理解できます。
この対談全体の結論の1つが、
「 お年寄り ( 身体の不自由な人 ) を
特別なヒトとして扱うのは正しくない 」
ということだろうと思います。
少し違う話になるかも知れませんが、
以前から考えていることがあります。
身体に不自由な部分を持っている人が住む家を考えるときに
そのことが特別なこととして考えるんですね。
それが間違っているんじゃないかと思うんです。
どんな家でも、
住む人の人数、年齢、生活習慣 ・ パターン、
その他諸々 ・ 諸々みんな違います。
そんな暮らし方の一つとして考えないと、
一見良く考えられているフリはしていても
暮らしやすい家ではなくなるんじゃないかと!
ホームページの 『 吉備の二世帯住宅 』 は、
車いすがなければ全く移動できないお父様と、
その息子さん家族が同居する家で、
そのことに相当エネルギーを掛けてプランした建物でしたが、
ころさらにそのことを強調する演出はしていません。
一言で表現すると 『 ユニバーサルデザイン 』
になるのかも知れませんが、
「 普通の生活をするための、1つの条件 」
として捉えることが大事なんだろうと思います。
お年寄りがお遊戯していたりするんですけど、
一通り人生を経験してきた人が
仮にボケているにしても本当に楽しんで
「 ちぃちぃぱっぱ 」 しているんだろうか?
と思っていました。
たまたま送られてきた通販カタログの中に
永六輔さんと
民俗学者からデイサービスの職員に転向された女性との
対談記事が載っていました。

「 ちぃちぃぱっぱ 」 は、老人が職員に合わせてくれている
と言うんですね。
・ ・ ・ その方がよほど理解できます。
この対談全体の結論の1つが、
「 お年寄り ( 身体の不自由な人 ) を
特別なヒトとして扱うのは正しくない 」
ということだろうと思います。
少し違う話になるかも知れませんが、
以前から考えていることがあります。
身体に不自由な部分を持っている人が住む家を考えるときに
そのことが特別なこととして考えるんですね。
それが間違っているんじゃないかと思うんです。
どんな家でも、
住む人の人数、年齢、生活習慣 ・ パターン、
その他諸々 ・ 諸々みんな違います。
そんな暮らし方の一つとして考えないと、
一見良く考えられているフリはしていても
暮らしやすい家ではなくなるんじゃないかと!
ホームページの 『 吉備の二世帯住宅 』 は、
車いすがなければ全く移動できないお父様と、
その息子さん家族が同居する家で、
そのことに相当エネルギーを掛けてプランした建物でしたが、
ころさらにそのことを強調する演出はしていません。
一言で表現すると 『 ユニバーサルデザイン 』
になるのかも知れませんが、
「 普通の生活をするための、1つの条件 」
として捉えることが大事なんだろうと思います。
2013年01月11日
縛る ・ 結ぶ
布団に入ってもすぐには寝付けないので、
本を読みながら眠くなるのを待つ感じが習慣になっています。
新しいのがなくなると古いのを読み返したり ・ ・ ・ 。
息子は、
小さい頃読むモノがなくなると百科事典を読んでいましたが、
さすがに私はそんなモノを読む気にはなれませんが、
昨夜いよいよ読むモノがなくて

10数年前からあるアウトドアで使うロープの結び方。
改めて見てみると面白いモノですヨ!
本を読みながら眠くなるのを待つ感じが習慣になっています。
新しいのがなくなると古いのを読み返したり ・ ・ ・ 。
息子は、
小さい頃読むモノがなくなると百科事典を読んでいましたが、
さすがに私はそんなモノを読む気にはなれませんが、
昨夜いよいよ読むモノがなくて

10数年前からあるアウトドアで使うロープの結び方。
改めて見てみると面白いモノですヨ!
2013年01月07日
『 初釜式 』 だそうで ・ ・ ・
インターネットのニュースで裏千家の初釜式の記事を見ました。
思い出しますなぁ ・ ・ ・ 。
サラリーマンを辞めて時間が自由に使えるようになったとき、
1番最初に始めたのがお茶!
偉い人に習って、正しく深い部分を知りたいと思ったので、
裏千家に電話して、
「 和歌山で1番偉い人を紹介せて下さい 」 と!
そのとき知りましたナ。
偉い人のところに習いに来ている人も偉い人!
初心者が入り込むにはツライところでした。
時間を上手く遣り繰りできなくなったこともあって
やめてしまいましたが、
残念な思い出になってしまいました。
思い出しますなぁ ・ ・ ・ 。
サラリーマンを辞めて時間が自由に使えるようになったとき、
1番最初に始めたのがお茶!
偉い人に習って、正しく深い部分を知りたいと思ったので、
裏千家に電話して、
「 和歌山で1番偉い人を紹介せて下さい 」 と!
そのとき知りましたナ。
偉い人のところに習いに来ている人も偉い人!
初心者が入り込むにはツライところでした。
時間を上手く遣り繰りできなくなったこともあって
やめてしまいましたが、
残念な思い出になってしまいました。
2013年01月06日
表現の “ 仕掛け ”
モノづくりの表現の仕方は沢山あると思いますが、
今思い出しているのは桂離宮。
行幸門から入って御殿に向かう通路は
行幸道と呼ばれますが、
左右の視界をワザと遮って
気持ちを閉じ込めさせているんですね。
これは、通路が終わって一気に視界が広がったときに
庭の美しさがより強調されて感動させる
効果をねらったものだと言われています。

この4歳年下の女流作家のファンでいつづけているのは、
自分と感性が似ていると思っているからです。
・ ・ ・ 直木賞作家と感性が似ていると言うのも
非常におこがましいことですが、
「 一緒に同じものを見れば、同じように感じることが出来る 」
と、私は思っています。
( 感動を同じ言葉で表現できる。とは思わんが ・ ・ ・ )
ずっとそう思い続けていましたが、
この本に関しては、
「 ちょっと違うかな? 」 と感じました。
日経新聞サマに連載されていたらしいので、
客層に合わせたものか?と思いながら読みましたが、
最後の数ページは何となく “ 角田調 ” を感じました。
この480ページを超えるながい小説が、
最後の数ページの表現に向かうために
延々、淡々と描かれたものだったとしたら
それはスゴイ仕掛けだと思いますが!
今思い出しているのは桂離宮。
行幸門から入って御殿に向かう通路は
行幸道と呼ばれますが、
左右の視界をワザと遮って
気持ちを閉じ込めさせているんですね。
これは、通路が終わって一気に視界が広がったときに
庭の美しさがより強調されて感動させる
効果をねらったものだと言われています。

この4歳年下の女流作家のファンでいつづけているのは、
自分と感性が似ていると思っているからです。
・ ・ ・ 直木賞作家と感性が似ていると言うのも
非常におこがましいことですが、
「 一緒に同じものを見れば、同じように感じることが出来る 」
と、私は思っています。
( 感動を同じ言葉で表現できる。とは思わんが ・ ・ ・ )
ずっとそう思い続けていましたが、
この本に関しては、
「 ちょっと違うかな? 」 と感じました。
日経新聞サマに連載されていたらしいので、
客層に合わせたものか?と思いながら読みましたが、
最後の数ページは何となく “ 角田調 ” を感じました。
この480ページを超えるながい小説が、
最後の数ページの表現に向かうために
延々、淡々と描かれたものだったとしたら
それはスゴイ仕掛けだと思いますが!
2013年01月03日
『 男はつらいよ 』
のエンディングなみにキレイな青空の2日間。
今日3日は快晴とまでは行きませんでしたが、
お天気に恵まれたお正月でした。
皆様、良いお正月を迎えられたことと思います。
あらためて、
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
年末から年始にかけて、
特別ヒトと会う予定がないのを利用して、
どんな感じになるかを見てみたくて
6日間ヒゲを剃らずにいてみました。
全体にまばらで、
シブくも、カッコ良くもならないことが解ったので
剃りました。
・ ・ ・ 。
今日3日は快晴とまでは行きませんでしたが、
お天気に恵まれたお正月でした。
皆様、良いお正月を迎えられたことと思います。
あらためて、
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
年末から年始にかけて、
特別ヒトと会う予定がないのを利用して、
どんな感じになるかを見てみたくて
6日間ヒゲを剃らずにいてみました。
全体にまばらで、
シブくも、カッコ良くもならないことが解ったので
剃りました。
・ ・ ・ 。