2012年04月30日
「 おめでとう! 」 「 ありがとう! 」
昔、この期間の興行成績が良かったことで
映画屋さんがつけた呼び方らしいですね。
天皇誕生日 ( 今は違うけど ) の翌日で、
休みだったことはあまりありませんが、
今年はお休み。
で、私の誕生日。
満49歳にもなると
誰かから言われないと
自分では気づかないまま終わってしまいそうです。
2012年04月29日
『 まど 』
というお手本のような窓だと思っています。

『 蒲公英工房 』 の離れの窓。
・ ・ ・ 当然、前提条件があって、

外がこんな景色のときには!
ということですが。
どの季節でも素敵ですが、
今頃がこの窓には一番合っていると私は思います。
残念なことに、
“ 空間 ” は、写真には写らない。
そこに身を置いて確かめるよりほかに理解する方法はないのですが。
今月の 『 茅の会 』 は内容がイレギュラーで、
直前にハプニングもあったので、ご紹介するのが難しいのですが、
この空気に触れるために出掛けても価値がある場所です。
芽吹きの季節、
花咲く季節。
自然に触れることが少ない現代人の暮らしは、
それだけで沢山損している気がします。
2012年04月28日
『 義経 』
「 ぁぁそうか! 義経 ・ 義経 」
- - - 古典落語 『 青菜 』 です。
お酒の相手を植木屋さんにさせていたご隠居から
「 『 青菜 』 を植木屋さんに出してあげておくれ 」
と言われた奥さんが答えた言葉。
「 青菜は食べてしまいました。 」
では言葉がストレート過ぎるので
「 菜も喰ろうてしまいました。 」 と!
答えてご隠居、「 よし ・ よし 」 。
「 落語聴くにも教養いるんや!
知識なかったら何が可笑しいか解らんやろ。 」
と、息子にしっかり本を読むように言っています。
落語 関係ありませんが、

私、時代物は読みますが、
歴史小説はあまり読まないけれど、
家にあったから読んでみるかと!
残念な部分を先に言うと、
京の五条の橋の上での弁慶と牛若丸の対決も
勧進帳の場面も出てきません。
って、そのあたりが
義経の2大エピソードだと思っていた ・ ・ ・ 。
この本での “ 義経 ” 解釈は、
私が今まで思っていたよりもずっと幼稚でダメな人間です。
戦のときだけ、並外れた天才ぶりを発揮する。
あまりにも素直で単純な思考のために、
世渡りベタになってしまって、
ドンドン追い込まれていく様子は途中から苦しくなります。
現代人の方が
もっともっと複雑な世間の仕組みの中で生きているんですけど!
2012年04月27日
時代はグローバル
最近来るようになった外国人。
見た感じ70代だろうということでしたが、
聞けば、
ユダヤ系で、生まれはドイツ。
幼い頃に国を出て、
戦後日本人の引き上げ船に乗って初めて日本に来たのだそうです。
戦時中、上海にいたのか、
満州にいたのか ・ ・ ・
詳しくは聞けていないそうですが、
ナチスのユダヤ人迫害っていうと、
遠い昔の遠い国での出来事だと思っていましたが、
急に身近なことのように思えてきます。
2012年04月25日
年上のおねぇさん
少年の心の中に構造的に入っているように思います。
ドラマに仕立てられた
最近流れているウーロン茶のコマーシャルいいですね。

今年数え50歳になる私が見てもポ~ってなるような!
( 今の私から
“ 年上のおねぇさん ” っていうとどうかと思うけど ・ ・ ・ )
にしても、
この “ おねぇさん ” スゴイですね。
『 篤姫 』 した人にも
『 ツレうつ 』 した人にも見えない。
見る人それぞれタイプはあるでしょうけど、
“ あこがれのおねぇさん ” ってこんな感じ!
っていう1つの型にキッチリはまっている感じです。
プロなんですよねぇ!
「 プロだから当たり前! 」 って簡単に言うけど、
世の中 “ 自称プロ ” が多いじゃないですか!
『 篤姫 』 のときにも
芝居の進行に合わせて歳とっていくことに驚きました。
若~い女の子なんですけど
この人を見ているとホントに “ プロ ” だと感じます。
2012年04月24日
「 娘を嫁入りさせるような! 」
おっそろしく使い古された言葉ですが。
手放した後も大事にしてもらえているか、
健康でいるか、
いつも気になっているということでは
良く出来た言葉だと思います。
( 娘いませんが ・ ・ ・ )
住宅の場合は、
手の届かないところに行ってしまった子みたいなもので
自由になりませんが、
店舗や公共施設の場合はこちらも自由に出入りできるので、
嫁入り後の接し方が違うんですね。
藤並駅の絵本の美術館 Ponte del Sogno ですが、

このところ入館者数が横ばいと聞いていましたが、
今日聞いても同じでしたが ・ ・ ・ 。
「 京都とか遠方から
わざわざここを目指して来てくれる方が増えています。 」
とのことで、またちょっと次の展開を楽しみにしています。
こちらから有田川町に持ち込んだここを会場にしてのイベントも
今年7月頃に実現しそうな雰囲気。
( 早ければ連休明けには決定する
・ ・ ・ かな? )
ここは、
嫁がせた後もあれこれ口出しする
実家のオヤジ ( ダメ じゃん! ) みたいに
かかわらせてもらって楽しませてもらっています。
2012年04月23日
ロースター
さらに、
時代とともに変化するので大変です。
中でも電化製品や設備器具の変化は大変です。
20年ほど前、
もう少し前だったでしょうか?
全国的にはほぼ当たり前になってきていたのに、
この辺りでは食器洗浄機の普及が遅れていました。
その理由は
「 姑に家事をサボっていると思われるから 」
という主婦の意見だったと思います。
洗濯機も掃除機も使ってるのに、
何で食洗機はダメなのかよく解りませんでしたが ・ ・ ・ 。
それが何を切っ掛けにしたのか
今ではそんなことは問題にもなりません。
流し台に “ 魚焼き ” が必要か?
というのをずっと疑問に感じていました。
「 別にロースターを用意すればいいだけのこと。
それだけで流し台は随分スッキリして、収納も増える。 」
受け入れられない意見だったので、こちらが忘れかけていましたが、
きけば、
最近は流し台についていても使っていない主婦が増えているのだとか。
「 中の掃除がし難いから
別に買ってきたロースターを使った方が便利 」
ということだそうです。
この手の情報が遅れると、
フライングを気にして
「 うっ 」
って一呼吸入れてしまったために出遅れる短距離選手みたいに
なりそうで怖い ・ ・ ・ 。
2012年04月22日
同窓会
も年に3回も4回もあると、
こりゃもうただの飲み会。
小中学の同級生が、
そのとき連絡がついて
来られる人だけが集まる感じなので精々10人ちょっと、
多くても20人ほどですが、
楽しいものです。
会場は、
基本同級生のサッチャンちのお店ですが、
中途半端な人数で、週末に席を占領するので、
お店からすると迷惑なんじゃないかという気も ・ ・ ・ 。
料理を出すお店のスタイルって色々ありますが、
材料があればこちらのわがままなリクエストに応えてくれる。
そういうのが私は好きです。
「 こんな感じのできない? 」 と言ってみたときに、
こちらの期待プラスアルファでかえってくるのが
「 プロだな! 」 と思うのです。
メニューが決まっていて、
どこのお店でも同じ味を出すために
調味料の量まで決められているお店とは対極!
昨日は、
料理人に対して失礼かしらン?
と思いながらのリクエストに
サッチャンの旦那さんが応えてくれて、
酔い覚ましに私は大満足。
建築も同じなんですね。
必要に応じてどんな工夫も出来るのが建築。
規格から外れたらとんでもないオプション料金が発生する
なんていうのは、
本来の建築のカタチではないと思うんですね。
材料があれば話し合いながらなんでもできる。
要求に対してプロがプラスアルファで応える。
この部分、
外食産業と建築は似ていると、私は思っています。
2012年04月20日
解りにくいことを実感する
「 100年も前から言い続けてるやないかぁ!
僕が言っても聴かんのに、
パ〇ソニックが言うたら聴くんかぁ! 」
って、別に本気で怒ったわけじゃないけど ・ ・ ・ 。
某主婦。
永い付き合いですが、
「 照明は、全体を明るくしなくても
目線が行く壁とか手元だけが明るかったら
その部屋は明るく感じるんだよ。 」
と以前から話ていました。
超大手メーカーの催しで、全体を明るくしていた状態から、
徐々に間接照明に変えていくのを見せられて
私が言い続けてきたことが実感できたと言う。
「 だから、
センセェが以前から言われていたことが
ホントやったって解ったって言ってるんですヨ! 」
と!
沢山の事例を見ることが出来る機会がない人には、
確かに光の話は解りにくい。
1つの部屋の中で徐々に光の環境を変えられるのは
素晴らしい装置ですね。
( そんなん持てる資本力が羨ましい ・ ・ ・ )
「 間接照明にすると暗くなる 」
という誤解があって、
そうじゃないことを伝えるのに沢山のエネルギーがいるのですが、
彼女が体験した通り、
正しくプランされた部屋で、
正しくプランされた照明であれば、
暗くはなくて、奥行きのある心地よい空間がつくれます。
女性や料理が美しく見えるというおまけ付で!