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2016年10月31日

あら こんなところで!

 地元の人は知らないけど、

よその人は良く知っている。

ってありがちなことなのだとは思いますが。 



 スマホのカメラで撮ったので忘れていました。

先日九州に行って、柳川から福岡市内に戻る

西鉄の特急で見た中吊りです。



 

 地元の有田でも明恵上人を知らない人が多いのに、

京都 高山寺と明恵上人

鳥獣戯画

をタイトルにした展覧会が九州で成立するんですね。
  


Posted by CAOS at 13:41Comments(0)日記

2016年10月30日

評価してあげないと、頑張り様がないか ・ ・ ・

 ポケットティッシュなんて、色んなところでくれるから

勝手にドンドン溜まるものだと思っていたけど、

なんの事情が変わったのか

最近は我が家にないものになってきました。

 

 半月ほどまえから風邪をひいてまだ治りません。

出先で困って、コンビニでポケットティッシュを買いました。



ときには、お金を出して買ってみることも必要ですね。

何かでくれるのと違って、これがなかなか具合が良い!

 

 ちょっとお高いですしね。

クリネックスは、ブランド品だから高くても売れて、

高く売れるから品質の良いものを作れるのか。

そうでないのは、

安売りしかできないから品質も上げられないのか。

 

 安くて品質の悪いティッシュを作っているメーカーは、

どこかで頑張らないと、

いつまでも、安売り競争を繰り返さないといけないだろうに。

 頑張って良いものを作っていることを

買う側が評価してあげられることが前提で、

これがとても大切なことだと思うけど。
  


Posted by CAOS at 14:29Comments(0)日記

2016年10月25日

「 正直 」 ということ

 建築家の出江寛さんからお聞きした逸話で、

千利休が師匠の武野紹鴎に、

“ わび ” とは何かを尋ねたのだそうです。

紹鴎が答えて曰く

「 正直で慎み深く驕らないさま 」

 

 “ わび ” を説明していると言うより、

全ての “ 真実 ” を指しているような気がして、

この言葉を知って以来、

私の建築の指標になっています。

  

 キルト作家の黒田街子さんと電話で話していて、

先日の九州行きの話題になりました。



黒田さんは宮崎の人で、

今回行ったのは福岡 ・ 大分だけだったけど、

広い意味の私の九州感の話から、ものづくりの話題になって、

鹿児島のあるものづくりをしている人たちの話題になりました。

それを説明した黒田さんの言葉に、とてもパワーを感じたのです。

「 それは、黒田さんのオリジナルの言葉ですか? 」

と、失礼ながら確認したくらいに!

「 自然に正直に作っている 云々

 

 私は知らないものなのに、

その全部を好きになってしまいそうなインパクトでした。
  


Posted by CAOS at 00:50Comments(0)日記

2016年10月24日

大切にしたい3日間

 博多区古門戸町という場所だそうです。





たまたま通りかかって、

とても素敵な美容室で、あまりに気持ち良い空間だったので、

お客さんもいらっしゃるお店を見せて頂きました。



Haur Design Gramというお店で、

旅先でのこんな出会いはとても嬉しいものです。

倉庫だった建物をスタッフさん達とつくりあげたお店だそうです。

床にチョークで何が書かれているのかと思ったら、

お客さんに着いてきたお子さんの落書きだとか!



お茶までいただいて、

どんなに図々しいヤツだったかと思いますが ・ ・ ・ 。

外観はこんな感じ!



 

 食べてみたかった、博多風水炊きを頂いた帰りです。



こんな感じのお店。



 

 で、その21日金曜日朝8時30分頃には福岡に着いていました。

先ず柳川で川下り。



近江の水郷巡りのときの船頭さんはおじいちゃんだったけど、

ここでは、強烈に個性的な若い女性でした。



ここも " 水のまち " ですね。

水がある風景は良いものです。

水があるから趣のある橋もある。



到着したところにあったレトロな建物。



今回の九州への旅行は、

結果的に “ レトロ ” がキーワードみたいでした。

 

 この日は、ここから単独行動。

福岡に行くならぜひ会いたかった人がいるので、

待ち合わせでホテルオークラ福岡のロビー



ちょっとリッチですけど、ここに泊まった訳ではありません。

で、日暮前に2人で水炊きを食べに!





このあと、美容室の発見があって、

屋台で飲んで、ラーメン食べて!

 

 翌日22日朝から、再びみんなと合流して

今回の九州行きのメイン。



建築士会の有田のメンバーと出席した会場は別府です。

会場わきの塔の展望台は地上100mだそうです。



エレベーターを下りてビックリしましたナ!

「 展望台なのにスリガラスか? 」



なにせ天気が悪くて、ほぼ何も見えない状態 ・ ・ ・ 。

 別府なので、1回くらい温泉に入らないと!

で、地獄めぐりも1カ所くらいは見ておかないと!



高校の修学旅行で見たときはもっと強烈な赤だった気がしますが、



記憶って、時間が経つとイメージに書き換えられるんですね。

夕食を食べた別府繁華街のお店。



その隣のお店。



「 他で見たことがない! 」

っていうデザインテーストではないけど、

キレイにまとめているなと思います。

古い温泉街の繁華街なのでなかなかの趣で、



この感じは 『 千と千尋 』 みたいな!

さらに、まだあるんですね。



こんな色っぽいのを流している映画館。

 

 そして、23日。

初日のレンタカーでの移動のときから感じていたのですが、

和歌山だったら石垣で段々畑になりそうなところが土はなんですね。

( これは昔、愛媛を旅行していた時にも感じたのだけど )



そして、農村の風景も、和歌山だったら

コンクリートで擁壁にしそうなところがそうじゃないから



目に入ってくるコンクリートの量が断然少ないんですね。

だから、とても美しい!

 最後に観光した門司港。



18歳だったか、19になっていたか、

神戸から乗ったフェリーを夜明け前に下りた門司港から

門司駅までの上野山少年の印象は、

「 時代に取り残されて、時間がとまった街 」 だったけど、



その後イメージチェンジに成功して、

今は 「 とても新しくて新鮮な空気の街 」 に生まれ変わりました。











エキゾチックなお顔立ちの花嫁さんも



大股で移動する!

思いでの門司駅は、解体修理中だったのが残念。







以前知らなかったこの建物



階段を上がった2階に



その昔、アインシュタイン夫妻が宿泊したのだそうです。



バスルームも、アインシュタインが使ったと思うと

とても素敵に思えます。



 

 そんなとで、色んな体験をした3日間。

色々な思いを乗せて家路についたのでした。


  


Posted by CAOS at 01:04Comments(0)日記

2016年10月17日

同じモノ見てる?

 ある環境の中で見えているものが、

そのモノの全てだろうと思ってしまうことが多いけど、

少し環境が変わると、

ちょっと違った風に感じることがあります。

 

 何日か前から調子の悪かった

仕事用PCのモニターが1台映らなくなりました。

2画面で使っているメインの方です。

 

 PC屋さんに連絡したらすぐに来てくれて、

本体ではなくてモニターの不具合が確定。

とりあえず ということで

2台の内メイン側に代車 ( ? ) を取り付けて行ってくれたのですが

種類の違う画面が2つ並んだことで気づきました。

モニターが違うと、見えるモノがこんなに違うんですね。

 

 今まで、周辺が黒くつぶれていると思っていた

タイルミュージアムで撮ったこのドーム天井の写真。



代車 ( ? ) では、暗いところまできっちりディテールが出ていました。



---画面をデジカメで写したものですが、

  これも、代車 ( ? ) では違いが明確に見えますが、

  自分のモニターでは上手く見えません。---

 

 これだけを見ると、

代車 ( ? ) の方が優秀なモニターなのかと思うけど、

逆に、自分のモニターの方が断然発色が良くて、

代車 ( ? ) は、

白カスミしていて、頭がボンヤリしてきそうな感じがします。

( 明るさ設定の問題かと思ったけど、どうやらそうでもなさそうな! )

 これを知ってしまったので、

次のモニター選びを

PC屋さんと相談しながら慎重にしたいと思っています。

 

 一定の企画で作られている工業製品に

これだけの違いがあることが解ってしまうと、

「 ヒトが同じ環境で見ているモノは、

 誰にも同じに見えているんだろうか? 」

という以前からある疑問が、もっと強くなってきます。

 自分には見えているものが他人には見えていなかったり、

もちろんその逆もあるわけで!

同じものを見ていることを前提にしているから、

おかしなことを言う人だと思っていたけど、

本当は、最初から見えているものが

違うこともあるのかも知れないですよね。
  


Posted by CAOS at 15:55Comments(0)日記

2016年10月15日

婿を見るなら千田祭り

 お祭りに1日中参加することは滅多になくて、

と言うより、お祭りに行くこともありませんが、

自治会 ( 字 ) の役員なので、昨日14日は1日お付き合い。

 

『 嫁をとるなら糸我の会式 婿を見るなら千田祭り 』

って有吉佐和子の小説 『 有田川 』 にも出てくる

荒々しいことで知られた素戔嗚尊を祀る須佐神社の秋祭りです。

 

私の字では、午前8時に出発して、

各字(アザ) の太鼓が先ずここに集合して来ます。



「 鳥居の内側にある家で育った子と、

 それ以外は “ お祭り感 ” が全く違うだろうな。 」

なんてことを考えたりして。

 

 各字が競うように太鼓をたたきながら、

神社の前に向かいます。



 私が子供の頃はもっと人の密度が高かったような気がします。



 

 うちの字の長老たち。



祭りのあり様とは無関係にのどかに整列。

  

 太鼓が通り過ぎたら、神社から御神輿が下りてきます。

けっこう勾配がキツイこの石段を



滑り落とします。





今まで、何人も大けがした話を聞いているので、

わたしも恐かったからカメラがどっか違う方を向いてしまっています。

踊り場では止まらないから、

ロープに引っかかってなんとかストップ!



って、広角レンズでも収まらないくらい近くまで来て止まってるヤン!

1つまえの写真で御神輿の前を走っていたお兄さんが、

ここにいる!

 

 繰り返すこと3回 ( かな? ) 。





御神輿をどれだけ痛めつけるのか?



と思うけど、



痛めつけた後で一々上って雄叫び!

 

 道路に出たら担ぎますけど、

何度も地面に叩きつけます。





これは、担ぎ手も大変らしい。

早く逃げすぎたら自分の方に飛んでくるし、

逃げ遅れたら足挟まれるし ・ ・ ・ 。

 

 こんなことを繰り返しながら、峠を越えて浜に出ます。



海に滑り落として、



深みに運んで



グリグリ回す。



毎回 大修理ですナ!

 

 で、この人たちがヤグラから投げられる鯛を奪い合って、



取ったら、早く逃げないと奪い取られるので

走る・走る。



こける ・ ・ ・ 。

 

8匹投げるらしいですが、

奪い合ったあげく深海魚みたな姿いになってる鯛もありました。

 

 お祭りも終わりみんなが帰って、



日が暮れて行く。



良く出来た演出ですね。
  


Posted by CAOS at 10:56Comments(0)日記

2016年10月13日

小説 「 有田川 」 の世界

 6年前には手に取って読むことが出来たのに、

今日は、かわいそうにガラスケースに閉じ込められていました。



有田市図書館で借りた有吉佐和子のサイン本!

表紙はボロボロだったけど。



講談社の第2版ですね。



 写真は、これを借りたときに撮っておいたものです。

最近は、市立図書館の 『 有田川 』 は、

もっときれいなのに代わっているという話を聞きました。

 

 今日出掛けた

『 小説 「 有田川 」 の世界 』



上手な展示

   ・ ・ ・ではなかったけど、

こういうのはドンドン企画して、

もっともっと広く宣伝してほしいですね。

 

 先日の 『 豆の会 』 でも、

『 わいがや娘 』 の人達にブラックシアターで

「 小説 有田川 の内容もして欲しい 」 とお願いしました。

( そのときは、こんな展示があるって知らなかったんですよねぇ )

主人公の千代は生涯で3度水害を経験しています。

私たちは昭和28年の水害の話だけしか知りませんが、

有田川は

それくらい水害の多い川だったんだろうと思います。

今は、ダムと高くした堤で

大水を何とか押さえこめているけど。

 

 ちょっと気になったのがこの葉書、



これは、図録から写真撮りました。

上野山さんにお礼を言っています。

どちらの上野山さんかは知らんけど ・ ・ ・ 。

 

 会場の文化福祉会館4階って初めて行ったけど、

『 あさが来た 』 の記念品が展示されていました。



台本も。


  


Posted by CAOS at 15:49Comments(0)日記

2016年10月12日

『 日本書紀歌謡 』

 建物や風景は随分練習したけど、

人物を撮る練習していなかった ・ ・ ・ 。



 

 黒田街子さんの教室のパッチワークキルト展のイベント、

『 日本書紀歌謡レクチャー&コンサート 』
に出掛けました。

10日月曜日のことです。





 

 聖徳太子の [ 17条憲法 ] が面白かったです。

“ 臣 ” この字を “ たみ ” とは読まないですよね。

( PCでも “ たみ ” と打ってこれは変換できません。 )

[ 17条憲法 ] では、“ 臣 ” “ 民 ” も出て来て、

どちらも “ たみ ” と読ませているらしいです。

 

 帝からみた “ たみ ” は役人なので “ 臣 ”

役人からみた “ たみ ” “ 民 ” だそうです。

帝と民が、当たり前ですけど直接はつながらないんですね。

 

 って、これはレクチャーの中で出てきた話ではなくて、

紀美野町奥佐々に移動した打ち上げで質問したんですけど!



 

 去年は、打ち上げだけで帰る予定だったのが

急遽お泊りでしたが、

ことしは 「 パジャマを持ってどうぞ! 」 と言われていたので、

お言葉に甘えて!

 

 解りにくいけど朝日です。



朝ごはんもシッカリいただいて、



そして、山の幸たち!


  


Posted by CAOS at 18:11Comments(0)日記

2016年10月08日

地域を見直す取り組み

 生まれ育った地域の歴史、

偉人や産物のことを知るって大事なことで、

そんなことをキチンと教えられて育つことで誇りを持てるし、

1度故郷を離れても、

また戻ろうと考えるようにもなると思うのです。

 

 今月の 『 豆の会 』 は、 

「 地域の良いところを知ろう。広めよう。 」

と取り組んでいる女性グループ、

『 わいがや娘 』 の歴史グループの人達に、

ブラックシアターの実演と、取り組みのお話をお願いしました。

  

 部屋を暗くして、発光塗料で描いた絵に、

ブラックライトをあてて表現する紙芝居みたいなもの。

って言ったらいいでしょうか。

面白いものです。



1つ目が 『 中将姫 』



この物語は、だいたい何となく知っています。

( って、「 ほぉ! 」 って初めて知ったことも結構あったけど )



 つづいて 『 宮﨑定直 』



初めて聞いた名前です。

真田幸村によばれて大坂の陣に参加した武将だそうです。





真実は戦をすることもなく、

有田市宮原に逃げ帰ったらしいけど ・ ・ ・ 。

お墓があるけど、

改修したときに仏様は出てこなくて、甕から兜が出てきた。

らしいので、真実はよく解りません。





 

 こういう取り組みをしていることを知られていないのが

残念ですが、

思えば 『 豆の会 』 も似たようなもので!

 小さな取り組みも数が増えて、

永く続けていくうちに大きな力になるんだろうと思っています。
  


Posted by CAOS at 18:25Comments(0)日記

2016年10月07日

こりゃ まった タイムリィ

 『 朝ドラ 』 観るのに、

テレビの画面をそんなに真剣に見ていませんからねぇ ・ ・ ・ 。

 「 え? 」

って、動きのニブいレンズの焦点がゆっくり合って来るみたいに

脳ミソの中で、

何が映っているのかが、ハッキリ認識できてくるんですね。

 

 「 この建物見たことがある! 」

「 このあいだ見た! 」

って!

 

 日曜日に行った豊郷小学校でした。

ボ~っと観ていたから印象だけですけど、







こんな感じのカットが使われていたと思います。

 

 私の中でとってもタイムリィで感動!
  


Posted by CAOS at 09:47Comments(0)日記

2016年10月05日

写真の印象

 この、何となく右に傾いていそうな銘柄のお酒、



( “ 旭日 ” って右向いている訳ではなくて、

              単純に朝日のことらしいけど )

先日の 『 有田の民家を考える会 』 の研修で行った

造り酒屋さんで買ったものですが、

なかなか美味で大正解!

 

 もちろん建物を見ることがメインで参加した研修ですが、

調度いい機会なので写真の撮り方と、

見たときの印象を色々試しました。

( お酒の話は全く関係ないです。すみません。 )

 

カメラを低く構えたら丘の上に建っているように見えました。

( 白飛びした非常に残念な写真ですが ・ ・ ・ )



こうしたら、

「 林を抜けたら突然現れた建物 」 みたいな印象になりませんか?



実は、駐車場との境のドングリの葉っぱを入れただけなんですけど。





この角度から撮るときに



東屋の屋根をちょっと入れた見たら、奥行感が出ました。



 

 解ってる人には、

「 何を今更 」 みたいな話なんだろうと思いますが、

今までキチンと写真を撮ることから逃げて来た私には

とても面白い現象です。

 

 もっとはっきりと “ 丘の上 ” 感が出たのがこれ



豊郷小学校の講堂ですが、

実際にはフラットな敷地です。



 

 こんなことをテクニックとして手に入れたら、

見た目+その時受けた印象

みたいな写真や、印象の操作

みたいなことが自在に出来たりするんでしょうね。
  


Posted by CAOS at 16:45Comments(0)日記

2016年10月03日

キーワードは 『 大胆で繊細 』

 写真を撮る目的は色々あって、

芸術表現している人は特別だろうけど、

普通は、その時間にそこにいたことを記録するため。

時間と空間を切り取って残しているのだろうと思います。

 

 私の場合は、

資料にするために残しておく目的がダントツです。

 

 資料にするためだったら、

メモやスケッチの方が理解度も高まって良いのでしょうけど、

スピードの問題があるから写真を撮るんですね。

 資料だから、隅から隅まで全部写っていて、

細部も読み取れるように撮れているのが1番みたいに思うけど、

その撮り方では、“ それ ” を見たときの印象とか、

感動とかを残せないんですね。

 

 この 『 夢の国 』 みたいな施設を



“ そう感じた ” っていう資料に残したい。

っていうことになると、

ただ突っ立って液晶画面見てシャッター押すだけ!

では上手くいかないんですね。

 

 『 有田の民家を考える会 』 の研修で、

2日日曜日は、滋賀県近江周辺でした。

 割とご縁のあるところみたいで、

何度も行っていますが、私には初めてのところばかりでした。

 

 朝、1番が 『 ラ・コリーナ近江八幡 』





有名な建築家の仕事で、

正面側がメルヘンチックで、

裏にまわると、日本の田舎の感じなんだけど、



「 こんなところどこにもない 」 っていう。



やっぱり 『 夢の国 』 。

施設を運営する たねや さんの本社屋もあるのですが、

その1階ホールも “ 世界観 ” が矛盾していません。



 

 「 カメラマンに職換えか? 」とか、

からかわれながら、しゃがんだり伸び上がったり、

色々試しながら写真撮って、

けど、私はカメラマンではないので、

メインは空間を感じ取ることが私には大切!



細部はとても大胆で、

私の日頃の常識では、いい加減にさえ見えそうな仕事ですが、

これが全体ではとても繊細な印象になるので、

“ ものづくり ” って面白いですね。



ラテン系のクルマのつくり方ってそんなんですけど。

普通の日本人には難しい ・ ・ ・ 。

 

 移動して、

伊藤忠の創業家が残されています。





って言うか、「 創業の精神 」 を忘れないために、

伊藤忠と丸紅の社員研修に今でも使われているのだとか。



この軒の長さを見ると結構挑戦的で、

傷んだら修理して使うことが前提のようなつくりは、

今の住宅建築の常識では “ 日本人も結構大胆 ” ってなるけど、

本来は、建築ってこういうものなんですよね。

 

 この蔵なんか 「 さすが! 」 っていう感じで



その中の金庫。



細部にはモダンな個所も沢山あります。









お庭もなかなか!







 これは、クルマで5分ほど移動した 『 御旅所 』 で見た燈籠ですが、



灯を点けにいくための階段まで御影石。

元々豊か土地だったことがうかがえます。

 

 昼食をはさんで、豊郷小学校。



数年前、解体するとかしないとかが大きな問題になった

ヴォーリズの建物です。





( どちらの写真も空が広すぎて、やっぱり写真ヘタ ・ ・ ・ 。

 予報よりずっと天気が良くなって、青空が嬉しかったこころの現れか? )

これを解体するっていう発想があったこと自体が信じられないけど、

まぁ、政治家とか役所っていうのはそういものみたいで、

わが市でも ・ ・ ・ 。

 

このローカ、



まったく違うのに、高野口小学校を思い出しました。

 講堂。



体育館ではなくて、講堂なのが良いですね。





 

 最後が 蔵元 藤居本家 さん。

造り酒屋ですが





先代奥さんが “ 建物道楽 ” だったらしくて ( 失礼! ) 。

このゴッツイ感じがどうかとも思うけど、





尋常ではないスケールで

総ケヤキの迫力は、これはこれで見ものです。





蔵も同様でした。

 

樽が “ 良い味 ” 出していて、



実際に今お酒を造っているのはこっちだけど。



 この煙突は常滑で見たのとにてる。



 

 と、そんなこんなで、

クッタクタになった1日でしたが、

良い勉強をさせて頂きました。

 

 「 写真って、沢山撮らないと良いのが撮れない。 」

って学んだ今、

( カメラマンに職換えする考えはないけど ・ ・ ・ )

犬山・郡上八幡・常滑のときに撮ったのが

2日間で624枚だったけど、

今回は、1日で434枚でした。

( カメラマンに職換えしないけど ・ ・ ・ )

失敗したのも、

資料としては生きている気もします。

 

 「 大胆で繊細 」

古いの、新しいの 色々なのを見たけど、

どの建物でも感じた今回のキーワードだった気がします。
  


Posted by CAOS at 11:56Comments(0)日記