2013年08月29日
言わにゃよかった ・ ・ ・
クライアントさんが、工事中の仮住まいにしている別棟の庭で
葉っぱをむしってるから何かと尋ねたら、
「 今夜のおかず 」 と。

モロヘイヤだそうです。
どこででも育つと教えてもらって、家でその話をしたら
「 家にもあったで! 」 と、
そんなことも知らないのかと言わんばかりに
冷たくあしらわれてしまいました。
食べないと叱られるから少しは食べるけど、
好きちがうネンもん ・ ・ ・ 。
葉っぱをむしってるから何かと尋ねたら、
「 今夜のおかず 」 と。

モロヘイヤだそうです。
どこででも育つと教えてもらって、家でその話をしたら
「 家にもあったで! 」 と、
そんなことも知らないのかと言わんばかりに
冷たくあしらわれてしまいました。
食べないと叱られるから少しは食べるけど、
好きちがうネンもん ・ ・ ・ 。
2013年08月25日
野にあるように
如何な天才とは言え、
初めてしたことの出来が 『 完璧 』 と言う訳には
なかなかいかないわけで ・ ・ ・ 。
花を生けるなどという経験は初めてのことです。
生けられればいいな というような機会はあったし、
茶花を中心にその手の本は何冊も持っているので、
理論は完成していたはずなのだけれど ・ ・ ・ 。
『 茅の会 』 、今月の課題は
工房の敷地内で、自由に植物を採って来て生けましょう。
( みたいな感じ ) でした。

理論は完成している。
頭の中に構想もできた。
それでも、上手くいかないのは浮世のさだめ
と言うか ・ ・ ・ 。
頑張った!
うん、ボク頑張った!
にしても、
本日ご指導の志磨美智子さん。
同じ時間正規でレッスン受けたら
如何程お支払するのかしらン?
( などということをこんなところに書いたと
ご本人に知れたらまた叱られる ・ ・ ・ 。 )
初めてしたことの出来が 『 完璧 』 と言う訳には
なかなかいかないわけで ・ ・ ・ 。
花を生けるなどという経験は初めてのことです。
生けられればいいな というような機会はあったし、
茶花を中心にその手の本は何冊も持っているので、
理論は完成していたはずなのだけれど ・ ・ ・ 。
『 茅の会 』 、今月の課題は
工房の敷地内で、自由に植物を採って来て生けましょう。
( みたいな感じ ) でした。

理論は完成している。
頭の中に構想もできた。
それでも、上手くいかないのは浮世のさだめ
と言うか ・ ・ ・ 。
頑張った!
うん、ボク頑張った!
にしても、
本日ご指導の志磨美智子さん。
同じ時間正規でレッスン受けたら
如何程お支払するのかしらン?
( などということをこんなところに書いたと
ご本人に知れたらまた叱られる ・ ・ ・ 。 )
2013年08月21日
床材のカタログにモノ申す

この床材は、杉のムク材で厚さ3cmあります。
もう随分何軒も使ってきましたが、
乾燥の技術が高い 『 山 』 と付き合っているので、
反り、縮み、割れなどの問題は今までに1度も出ていません。
我が家も含めて、
特別な手入れもしていませんが、普通に使えています。
高温多湿な時期でも足裏がベタつきにくくて、
寒い季節でも、足元から冷え込む感じが少なくて、
非常にスグレモノの床材だと実感しています。
土足で人が出入りする店舗でも実績がありますが、
特に注意する問題もおきていません。
今日、大工をしている友達が教えてくれました。
「 ( 某大手建材メーカー ) が、杉 ( 模様 ) の床材出してるで! 」
カタログも持っているということで見ましたが、
今時の
合板の上に木目を印刷したシートを貼り付けた床材です。
驚いたことに値段がたっかい ・ たっかい!
恐らく大工さんの仕入れ値で、
上の写真で紹介したムク材に塗装費をた足した値段の
さらに2割3割増しくらいになるような定価設定です。
普通の人は、みんなムク材は高くつくと思っているけど、
実態はこんな感じなんですよね。
シートに印刷した吸湿も断熱性能もないベニヤ板の方が高い!
さらにカタログのうたい文句が
『 お手入れが楽 』 って、
ムク材を使ったらどんな煩わしいお手入れが必要だと言うのか?
2013年08月18日
高野山 金剛峰寺で
有田川に沿って上って行けば、
たどり着くのが高野山。
下界よりも6℃も低かったから、
有田川の高低差って凄いですよね。

途中の植林した杉 ・ 桧の手入れされていない山を見ると
色々と考えてしまいます。
山の木は、それぞれ太さが違います。
1本の木の中でも、根元と先の方では太さが違います。
そんなばらばらの太さの木が、
建材になったときにはみんな規格に従って一定の幅、
一定の太さに加工されているのは、
とっても不自然なことかもしれません。
金剛峰寺の廊下

この床板ですが、

1枚1枚みんな幅が違います。
山で採れた木を無駄にせずに
使い切るとこうなったんじゃないこと思います。
毎日沢山の人が訪れるけれど、
多分、
この床板の幅が違うことには殆どの人が気づいていません。
そんなことが問題にならないのが
ホンモノのパワーじゃないかと思うのです。
( 新建材で同じことしたら誰も許してくれない! )
今の時代に同じことをしたら、
その手間の方が
かえってタイヘンで現実的ではないと思いますが、
効率だけが優先する
世の中の仕組みもどうなのかという思いもあります。
ホンモノを本物として
シッカリ使い切ることが出来たら素晴らしいのだけれど。
たどり着くのが高野山。
下界よりも6℃も低かったから、
有田川の高低差って凄いですよね。

途中の植林した杉 ・ 桧の手入れされていない山を見ると
色々と考えてしまいます。
山の木は、それぞれ太さが違います。
1本の木の中でも、根元と先の方では太さが違います。
そんなばらばらの太さの木が、
建材になったときにはみんな規格に従って一定の幅、
一定の太さに加工されているのは、
とっても不自然なことかもしれません。
金剛峰寺の廊下

この床板ですが、

1枚1枚みんな幅が違います。
山で採れた木を無駄にせずに
使い切るとこうなったんじゃないこと思います。
毎日沢山の人が訪れるけれど、
多分、
この床板の幅が違うことには殆どの人が気づいていません。
そんなことが問題にならないのが
ホンモノのパワーじゃないかと思うのです。
( 新建材で同じことしたら誰も許してくれない! )
今の時代に同じことをしたら、
その手間の方が
かえってタイヘンで現実的ではないと思いますが、
効率だけが優先する
世の中の仕組みもどうなのかという思いもあります。
ホンモノを本物として
シッカリ使い切ることが出来たら素晴らしいのだけれど。
2013年08月10日
変われない日本人のスタイル
気合い入れてソファーを買っても、
結局はそのソファーを背もたれにして床に座っている。
良~く見る光景ですけども。
日本人が落ち着く目の高さって決まってるいるんでしょうね。
・ ・ ・ きっと!
玄関で靴を脱いで床に上がる生活をしている限り
恐らく離れることのできない床との関係。

『 東京物語 』 っていう
60年も前の映画は良く出来ていて、
それ以前も、そのときも、
現代も日本人の目線が変わっていないことを教えてくれて、
さらにその頃から、
日本の家族の関係が上手くなくなって来ていたことも
感じさせられます。
だから、この古い映画がとっても面白いと私は思うんです。
というようなこととは、関係ないのですが、
大阪にいる伯母のところへ行くという父母を駅までおくりました。
クルマから下りて、
母の余計なひと言にグズグズ文句を言いながら、
手土産を持って箕島の古びた駅舎に向かって、
ヨタヨタ歩く父の後ろ姿は、
笠智衆ほどシブくはないけれど、
『 東京物語 』 をリアルに見ている気がしました。
これも、日本の原風景の1つなのかしらン ・ ・ ・
結局はそのソファーを背もたれにして床に座っている。
良~く見る光景ですけども。
日本人が落ち着く目の高さって決まってるいるんでしょうね。
・ ・ ・ きっと!
玄関で靴を脱いで床に上がる生活をしている限り
恐らく離れることのできない床との関係。

『 東京物語 』 っていう
60年も前の映画は良く出来ていて、
それ以前も、そのときも、
現代も日本人の目線が変わっていないことを教えてくれて、
さらにその頃から、
日本の家族の関係が上手くなくなって来ていたことも
感じさせられます。
だから、この古い映画がとっても面白いと私は思うんです。
というようなこととは、関係ないのですが、
大阪にいる伯母のところへ行くという父母を駅までおくりました。
クルマから下りて、
母の余計なひと言にグズグズ文句を言いながら、
手土産を持って箕島の古びた駅舎に向かって、
ヨタヨタ歩く父の後ろ姿は、
笠智衆ほどシブくはないけれど、
『 東京物語 』 をリアルに見ている気がしました。
これも、日本の原風景の1つなのかしらン ・ ・ ・
2013年08月08日
レースならリタイアだ ・ ・ ・
色々なことがありましたからねぇ
クルマのトラブルは、
ちょっとくらいのことでは驚きません。
旧清水町二川に向かう山道で、
突然感じた異変。

リヤのショックアブソーバーのシャフト
( ピストンロッドっちゅうヤツですね ) が折れていました。
こんな話聞いたことないけど、
この程度では動じない、強いコになりました。
クルマのトラブルは、
ちょっとくらいのことでは驚きません。
旧清水町二川に向かう山道で、
突然感じた異変。

リヤのショックアブソーバーのシャフト
( ピストンロッドっちゅうヤツですね ) が折れていました。
こんな話聞いたことないけど、
この程度では動じない、強いコになりました。
2013年08月04日
千早ふる
第二阪奈道路で
生駒山の下の長いトンネルを抜けたらすぐに見える
この看板が以前から気になっていました。


『 千早ぶる神代も聞かず竜田川
からくれないに水くくるとは 』
百人一首はよく知らんが、
落語に出てきますからね!
「 おぉ!
あの竜田川ってここかぁ! 」
生駒山の下の長いトンネルを抜けたらすぐに見える
この看板が以前から気になっていました。


『 千早ぶる神代も聞かず竜田川
からくれないに水くくるとは 』
百人一首はよく知らんが、
落語に出てきますからね!
「 おぉ!
あの竜田川ってここかぁ! 」
2013年08月03日
ヘリテージマネージャー養成講習会
『 地域歴史文化遺産保全活動推進員 』
という意味だそうです。
・ ・ ・ 日本語にしてもながい!
地域に残る歴史的な文化遺産を発見し、
保存、活用し地域づくりに生かすことが出来る専門家を養成する。
ための講習会で、全10回のうち今日が第1回でした。

朝9時から午後5時過ぎまで、
正直に言います。
眠らないでいるだけでタイヘン ・ ・ ・ 。
という意味だそうです。
・ ・ ・ 日本語にしてもながい!
地域に残る歴史的な文化遺産を発見し、
保存、活用し地域づくりに生かすことが出来る専門家を養成する。
ための講習会で、全10回のうち今日が第1回でした。

朝9時から午後5時過ぎまで、
正直に言います。
眠らないでいるだけでタイヘン ・ ・ ・ 。
2013年08月03日
“ 常識 ” は、ヒトの数だけ!
「 この場は感動したことにしておかないと
解らないヒトだと思われそうなので、
そういうことにしておきましょう ・ ・ ・ 」
なぁんてことが、あります。
不本意ながら
みんなホントにこの人の話で感動できるのか?
とか、
ホントにこれが美しいと思っているのか?
という具合に。
『 桂離宮 』 は、御殿もその他の建物も庭も、
全部のバランスの中で美しいと思っています。
( いえいえ、これは本当にそう思っています。 )
が、今まで見たどの本にも書かれているように
シンプルで、無駄を削ぎ落とした美しさ。
だとは思っていませんでした。
沢山の線や面が、とても複雑に関係し合っているし、
とっても作為的だとも思っていましたが、
世間がシンプルだと言うから、この際
シンプルということにしておいた方が良いのかと ・ ・ ・ 。

この本が、スッキリさせてくれました。
ある時代に、ある方向に誘導したいと考えた人たちが、
桂離宮の評価の常識をつくったというようなことです。
世界的に有名だった
建築家のブルーノ ・ タウトを利用したりして。
シンプルか作為的かの評価も、
時代ごとに変わっていると分析しています。
桂離宮の評価だけではなくて、
“ 常識 ” は、
時代の流れや誰かの意図で変わる
ということに注意しておきたいと思います。
解らないヒトだと思われそうなので、
そういうことにしておきましょう ・ ・ ・ 」
なぁんてことが、あります。
不本意ながら
みんなホントにこの人の話で感動できるのか?
とか、
ホントにこれが美しいと思っているのか?
という具合に。
『 桂離宮 』 は、御殿もその他の建物も庭も、
全部のバランスの中で美しいと思っています。
( いえいえ、これは本当にそう思っています。 )
が、今まで見たどの本にも書かれているように
シンプルで、無駄を削ぎ落とした美しさ。
だとは思っていませんでした。
沢山の線や面が、とても複雑に関係し合っているし、
とっても作為的だとも思っていましたが、
世間がシンプルだと言うから、この際
シンプルということにしておいた方が良いのかと ・ ・ ・ 。

この本が、スッキリさせてくれました。
ある時代に、ある方向に誘導したいと考えた人たちが、
桂離宮の評価の常識をつくったというようなことです。
世界的に有名だった
建築家のブルーノ ・ タウトを利用したりして。
シンプルか作為的かの評価も、
時代ごとに変わっていると分析しています。
桂離宮の評価だけではなくて、
“ 常識 ” は、
時代の流れや誰かの意図で変わる
ということに注意しておきたいと思います。
2013年08月01日
情熱の 『 ホタル飼育 』
随分ブログを休んだので、
この間に色々な出来事がありました。
まずは7月18日の 『 豆の会 』 。
有田川町田口の砂防公園周辺で
ホタルの飼育に成功された 小澤さんご夫妻 の
奥様 さよ さんにお話をうかがいました。
何をするにもですが、
始めるのは簡単なのですが、
続けるのは大変。
最初の年に、ホタルの幼虫を100匹もらって、
成虫になって飛ぶのを確認されたのが
6匹だそうです。
それからタイヘンなご苦労をされながら
毎年増えて今私たちが感動する沢山に!
( 失礼な表現かもしれない。
ご苦労された小澤さんご夫婦は、
最初の6匹にスゴく感動されたそうです。 )
私たちは、
年に1度、そこに行って恩恵だけを頂いていますが、
活動されている皆さんは、
1年を通してずっとご苦労されているのですね。
中でも特にタイヘンなのがエサの確保だそうで、
かわにな を捕ってくることに苦労されているそうです。
最近ではボランティアの方が独自に “ 餌場 ” を
確保されているとか。
自然災害などで、
ホタルと餌の全滅を担保するために
ご自分たちの畑に池をつくって
そこでも飼育されているのだそうで、
ご夫婦の情熱に感動しました。
この間に色々な出来事がありました。
まずは7月18日の 『 豆の会 』 。
有田川町田口の砂防公園周辺で
ホタルの飼育に成功された 小澤さんご夫妻 の
奥様 さよ さんにお話をうかがいました。
何をするにもですが、
始めるのは簡単なのですが、
続けるのは大変。
最初の年に、ホタルの幼虫を100匹もらって、
成虫になって飛ぶのを確認されたのが
6匹だそうです。
それからタイヘンなご苦労をされながら
毎年増えて今私たちが感動する沢山に!
( 失礼な表現かもしれない。
ご苦労された小澤さんご夫婦は、
最初の6匹にスゴく感動されたそうです。 )
私たちは、
年に1度、そこに行って恩恵だけを頂いていますが、
活動されている皆さんは、
1年を通してずっとご苦労されているのですね。
中でも特にタイヘンなのがエサの確保だそうで、
かわにな を捕ってくることに苦労されているそうです。
最近ではボランティアの方が独自に “ 餌場 ” を
確保されているとか。
自然災害などで、
ホタルと餌の全滅を担保するために
ご自分たちの畑に池をつくって
そこでも飼育されているのだそうで、
ご夫婦の情熱に感動しました。