2013年11月27日
これも 『 ホンモノ 』 の1つなんだろうなぁ!
思い違いしたタレント議員が問題行動したときに、
田中正造 の名前が出て、
私はそのとき初めて知りましたが、
うちの奥さんも息子も知っていたと言う。
聞けば、教科書に載っていたとか。
きっと私は学校休んでいたのでしょう ・ ・ ・ 。
少し、知ってみたくて取り寄せました。
「 お父さんのこの行動力は見習うように 」 と
息子に諭していた奥さんの言葉はちょっと嬉しかったなぁ!
この本を読んだだけの感想で言えば、
問題のタレント議員の行動は、
田中正造に例えられるものではないというのが結論です。
明治天皇への直訴は、
この本の中では
1つのエピソードとしてしか取り上げられていなくて、
田中正造の思想や、
足尾銅山鉱毒問題に立ち向かった姿勢を
詳しく分析しているのですが、
現代にも欲しい人ですね。
正造の行動の基になった言葉が終章で出てきます。
『 山高きが故に貴からず、
樹あるを以って貴しと為す。
人肥えたるが故に貴からず、
智あるを以って貴しと為す。 』
これいいですね。
大切にしたい言葉です。
Posted by CAOS at 00:08│Comments(0)