2016年10月03日
キーワードは 『 大胆で繊細 』
写真を撮る目的は色々あって、
芸術表現している人は特別だろうけど、
普通は、その時間にそこにいたことを記録するため。
時間と空間を切り取って残しているのだろうと思います。
私の場合は、
資料にするために残しておく目的がダントツです。
資料にするためだったら、
メモやスケッチの方が理解度も高まって良いのでしょうけど、
スピードの問題があるから写真を撮るんですね。
資料だから、隅から隅まで全部写っていて、
細部も読み取れるように撮れているのが1番みたいに思うけど、
その撮り方では、“ それ ” を見たときの印象とか、
感動とかを残せないんですね。
この 『 夢の国 』 みたいな施設を

“ そう感じた ” っていう資料に残したい。
っていうことになると、
ただ突っ立って液晶画面見てシャッター押すだけ!
では上手くいかないんですね。
『 有田の民家を考える会 』 の研修で、
2日日曜日は、滋賀県近江周辺でした。
割とご縁のあるところみたいで、
何度も行っていますが、私には初めてのところばかりでした。
朝、1番が 『 ラ・コリーナ近江八幡 』


有名な建築家の仕事で、
正面側がメルヘンチックで、
裏にまわると、日本の田舎の感じなんだけど、

「 こんなところどこにもない 」 っていう。

やっぱり 『 夢の国 』 。
施設を運営する たねや さんの本社屋もあるのですが、
その1階ホールも “ 世界観 ” が矛盾していません。

「 カメラマンに職換えか? 」とか、
からかわれながら、しゃがんだり伸び上がったり、
色々試しながら写真撮って、
けど、私はカメラマンではないので、
メインは空間を感じ取ることが私には大切!

細部はとても大胆で、
私の日頃の常識では、いい加減にさえ見えそうな仕事ですが、
これが全体ではとても繊細な印象になるので、
“ ものづくり ” って面白いですね。

ラテン系のクルマのつくり方ってそんなんですけど。
普通の日本人には難しい ・ ・ ・ 。
移動して、
伊藤忠の創業家が残されています。


って言うか、「 創業の精神 」 を忘れないために、
伊藤忠と丸紅の社員研修に今でも使われているのだとか。

この軒の長さを見ると結構挑戦的で、
傷んだら修理して使うことが前提のようなつくりは、
今の住宅建築の常識では “ 日本人も結構大胆 ” ってなるけど、
本来は、建築ってこういうものなんですよね。
この蔵なんか 「 さすが! 」 っていう感じで

その中の金庫。

細部にはモダンな個所も沢山あります。




お庭もなかなか!


これは、クルマで5分ほど移動した 『 御旅所 』 で見た燈籠ですが、

灯を点けにいくための階段まで御影石。
元々豊か土地だったことがうかがえます。
昼食をはさんで、豊郷小学校。

数年前、解体するとかしないとかが大きな問題になった
ヴォーリズの建物です。


( どちらの写真も空が広すぎて、やっぱり写真ヘタ ・ ・ ・ 。
予報よりずっと天気が良くなって、青空が嬉しかったこころの現れか? )
これを解体するっていう発想があったこと自体が信じられないけど、
まぁ、政治家とか役所っていうのはそういものみたいで、
わが市でも ・ ・ ・ 。
このローカ、

まったく違うのに、高野口小学校を思い出しました。
講堂。

体育館ではなくて、講堂なのが良いですね。


最後が 蔵元 藤居本家 さん。
造り酒屋ですが


先代奥さんが “ 建物道楽 ” だったらしくて ( 失礼! ) 。
このゴッツイ感じがどうかとも思うけど、


尋常ではないスケールで
総ケヤキの迫力は、これはこれで見ものです。

蔵も同様でした。
樽が “ 良い味 ” 出していて、

実際に今お酒を造っているのはこっちだけど。

この煙突は常滑で見たのとにてる。

と、そんなこんなで、
クッタクタになった1日でしたが、
良い勉強をさせて頂きました。
「 写真って、沢山撮らないと良いのが撮れない。 」
って学んだ今、
( カメラマンに職換えする考えはないけど ・ ・ ・ )
犬山・郡上八幡・常滑のときに撮ったのが
2日間で624枚だったけど、
今回は、1日で434枚でした。
( カメラマンに職換えしないけど ・ ・ ・ )
失敗したのも、
資料としては生きている気もします。
「 大胆で繊細 」
古いの、新しいの 色々なのを見たけど、
どの建物でも感じた今回のキーワードだった気がします。
芸術表現している人は特別だろうけど、
普通は、その時間にそこにいたことを記録するため。
時間と空間を切り取って残しているのだろうと思います。
私の場合は、
資料にするために残しておく目的がダントツです。
資料にするためだったら、
メモやスケッチの方が理解度も高まって良いのでしょうけど、
スピードの問題があるから写真を撮るんですね。
資料だから、隅から隅まで全部写っていて、
細部も読み取れるように撮れているのが1番みたいに思うけど、
その撮り方では、“ それ ” を見たときの印象とか、
感動とかを残せないんですね。
この 『 夢の国 』 みたいな施設を

“ そう感じた ” っていう資料に残したい。
っていうことになると、
ただ突っ立って液晶画面見てシャッター押すだけ!
では上手くいかないんですね。
『 有田の民家を考える会 』 の研修で、
2日日曜日は、滋賀県近江周辺でした。
割とご縁のあるところみたいで、
何度も行っていますが、私には初めてのところばかりでした。
朝、1番が 『 ラ・コリーナ近江八幡 』


有名な建築家の仕事で、
正面側がメルヘンチックで、
裏にまわると、日本の田舎の感じなんだけど、

「 こんなところどこにもない 」 っていう。

やっぱり 『 夢の国 』 。
施設を運営する たねや さんの本社屋もあるのですが、
その1階ホールも “ 世界観 ” が矛盾していません。

「 カメラマンに職換えか? 」とか、
からかわれながら、しゃがんだり伸び上がったり、
色々試しながら写真撮って、
けど、私はカメラマンではないので、
メインは空間を感じ取ることが私には大切!

細部はとても大胆で、
私の日頃の常識では、いい加減にさえ見えそうな仕事ですが、
これが全体ではとても繊細な印象になるので、
“ ものづくり ” って面白いですね。

ラテン系のクルマのつくり方ってそんなんですけど。
普通の日本人には難しい ・ ・ ・ 。
移動して、
伊藤忠の創業家が残されています。


って言うか、「 創業の精神 」 を忘れないために、
伊藤忠と丸紅の社員研修に今でも使われているのだとか。

この軒の長さを見ると結構挑戦的で、
傷んだら修理して使うことが前提のようなつくりは、
今の住宅建築の常識では “ 日本人も結構大胆 ” ってなるけど、
本来は、建築ってこういうものなんですよね。
この蔵なんか 「 さすが! 」 っていう感じで

その中の金庫。

細部にはモダンな個所も沢山あります。




お庭もなかなか!


これは、クルマで5分ほど移動した 『 御旅所 』 で見た燈籠ですが、

灯を点けにいくための階段まで御影石。
元々豊か土地だったことがうかがえます。
昼食をはさんで、豊郷小学校。

数年前、解体するとかしないとかが大きな問題になった
ヴォーリズの建物です。


( どちらの写真も空が広すぎて、やっぱり写真ヘタ ・ ・ ・ 。
予報よりずっと天気が良くなって、青空が嬉しかったこころの現れか? )
これを解体するっていう発想があったこと自体が信じられないけど、
まぁ、政治家とか役所っていうのはそういものみたいで、
わが市でも ・ ・ ・ 。
このローカ、

まったく違うのに、高野口小学校を思い出しました。
講堂。

体育館ではなくて、講堂なのが良いですね。


最後が 蔵元 藤居本家 さん。
造り酒屋ですが


先代奥さんが “ 建物道楽 ” だったらしくて ( 失礼! ) 。
このゴッツイ感じがどうかとも思うけど、


尋常ではないスケールで
総ケヤキの迫力は、これはこれで見ものです。

蔵も同様でした。

樽が “ 良い味 ” 出していて、

実際に今お酒を造っているのはこっちだけど。

この煙突は常滑で見たのとにてる。

と、そんなこんなで、
クッタクタになった1日でしたが、
良い勉強をさせて頂きました。
「 写真って、沢山撮らないと良いのが撮れない。 」
って学んだ今、
( カメラマンに職換えする考えはないけど ・ ・ ・ )
犬山・郡上八幡・常滑のときに撮ったのが
2日間で624枚だったけど、
今回は、1日で434枚でした。
( カメラマンに職換えしないけど ・ ・ ・ )
失敗したのも、
資料としては生きている気もします。
「 大胆で繊細 」
古いの、新しいの 色々なのを見たけど、
どの建物でも感じた今回のキーワードだった気がします。