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2014年01月27日

『 暮らしの重心 』

 観たことがある人は、

きっと小津安二郎の 『 東京物語 』 との違いを

一々考えてしまっただとうと思います。

テレビで放送された 『 東京家族 』 。

 時代を今に合わせただけみたいに良く似ている。

と思いながら観たのに、

今は、

私が知っている山田洋次作品の余韻なのが、面白い!

兄弟の構成と、

実の子供たちよりもやさしく接してくれる息子の嫁の

設定を違えたのはそのためでしょうか?

 天才がモノづくりするのに、

他人の古い作品を丸写しってことはあり得ないのだろうけど。



 山田洋次監督が、『 東京物語 』 を基にした映画を公開する。

と聞いてまず思ったのは、

カメラ位置の高さを

小津安二郎みたいに低くするんだとうか?

ということでした。( 『 東京物語 』 のカメラの低さは有名なので。 )

その後で、

山田監督自身も、カメラの高さを検討したが、

やはり小津安二郎の表現から抜け出せなかった。

みたいな文章を読んだように思います。



 実際低かったですね。

低かったけど、

『 東京物語 』 ほど “ 落着きが良い ” ようには思えませんでした。

東京に住む子供たちの近代的な住宅では、

“ 暮らしの重心 ” が

『 東京物語 』 の頃とは違っているんじゃないかと感じました。

田舎に帰ってからの古い家でのシーンでは、

『 東京家族 』 でも、『 東京物語 』 と同じように

低い目線で “ 落着き良く ” おさまっているように感じたので。



 ただ、

私の感覚では、近代的な住宅の重心の高さが、

現代の人にとって気持ち良いんだろうか?

ということが疑問ですが。
  


Posted by CAOS at 01:25Comments(0)日記