カテゴリ
日記 (708)
QRコード
QRCODE
オーナーへメッセージ
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人

和歌山の情報発信
ブログポータル

ログインはTOPページで
私も作ってみる


[PR] 和歌山情報ブログでチェックイコラブログ
[PR] 商品ページ1ページからリニューアル!!楽天ヤフーOK!現在キャンペーン


2014年12月23日

『 柚子湯 』 でした

 我が家の浴槽に

柚子が2個浮かんでいました。



キズまみれの柚子ですが

母が 「 あっ そうそう! 」 っていうような感じで

畑で採ってきたものだと思うので、

季節ものとしては上出来なんじゃないかと思います。

 

 柚子を見る度に思い出すエピソードがあります。

もう随分まえのことですが、

有田の国道筋にあったそば屋さん。

「 オレの店は、たとえとんでもなく不便な山奥にあっても、

 何とかして探し出してでも客が訪ねてくるくらい美味いんだ。 」

って、大将は自慢するんですけど、

出汁の柚子の香り一つでも、

「 柚子って言ったら、柚子の香りしかしない! 」

って言うくらい極端に存在感を出すお店で、

「 こんな繊細さのない料理が、

 そんなに自慢するほど美味いんだろうか? 」

と私は思っていました。

 

 料理でも、モノづくりでも、

人間関係でも。

“ 隠し味 ” っていうのは、

気付いてみればちゃんと役割をはたしていたよね。

っていう感じがいいんですね。

 

 最近は、シッカリ存在を主張してくれないと

受ける側も解らないという感じになってきているので、

発信する側が悪いのか、

受ける側に問題があるのか、難しいですが、

主張するモノには主張させて、

存在を隠しながら、でもなければならないモノはその様に、

そんな繊細な加減が上手く出来ていることが大切なんだと思うのです。

 

 件のそば屋さん。

その後、以前より少しだけ不便なところに引っ越したけど、

今でもお店があるのかどうか ・ ・ ・ 。
  


Posted by CAOS at 00:48Comments(0)日記