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2015年04月02日

『 潮騒 』

 去年、

舞台になっている神島に行く直前に1度読みました。

神島から帰って来て、

しばらくしてからもう1度読みました。



この間、なぜか資料の間に挟まっているのを見付けて

また読みました。

 

 多分、高校生の頃にも読んだと思うのですが、

その時の印象は覚えていないけど、

1つの小説をこれほど短期間に3度も読むことは珍しいです。

 

 1度目は、「 ここに出て来る場所をシッカリ見て来よう! 」

って、ロケハンしているみたいな感じ。

2度目は、見てきた場所を確認する感じだったかも知れません。

3度目の今度で、物語を味わったのかも ・ ・ ・ 。

 

 “ 美しい ”

三島がスゴイとはいえ、何せ古いんですね。

最近の作家のように、

巧みで感動的な言い回しやストーリーの展開はなくて、

比べたら、とても無骨な文章みたいな気がするけど、

美しくて、

爽やかで、

けどちょっと切なくて ・ ・ ・ 。



どんなことでも同じなのだと思いますが、

美しい要素を組み合わせることが

美しいものを創るのではなくて、

素朴な素材でも、その1つずつを上手くあつかえば、

結果、美しいものが出来上がるんですね。

 そのあつかい方に

繊細なこころづかいが必要なのだと思うけど。
  


Posted by CAOS at 00:58Comments(0)日記