2014年04月07日
筋が通っているから!
美術や音楽、演劇でも映画でも、
もちろん建築でも、
およそ芸術に分類される全部の分野で優れた作品には、
時間が経ってから、他人の手で
時代背景や、表現手法、作者の心理状態、
その効能など、分析する文章が書かれていますよね。
( 当たり前ですワナ!
優れていないモノを分析する物好きはない ・ ・ ・ )
“ 分析できる ” ということが大切で、
優れた作品は、しっかりとした筋が通っていて、
確かな考えがあって表現を膨らませているから
のちの人が分析できるのだろうと思うのです。
サラリーマンで管理職だったころ、
他人様が設計したのを
もっと良くなるように直すというようなことを
たびたび依頼されましたが、
私には、どこから手を付けて良いか解らなくて
出来ませんでした。
その頃は、元々設計した人と自分との間に
圧倒的な力の差がないからだと思っていましたが、
キチンとした文脈のような筋が通っていないモノに
どの部分を残して、
どの部分を変えるという判断のしようがない。
ということの方が大きかったのだろうと思います。
これも、優れた力を持った人の仕事を
のちに解析した本です。

小津安二郎の “ 美学 ” のようなものを
作品作りと合わせて解説していますが、
とても面白い!
優れた人は、
その生き方、物の選び方にも妥協がないのだけれど、
言葉も良いんですよね。
「 リンゴの絵をかいていて、
うまくいかないからといって、
柿や桃をかき始めるようじゃダメだよ。
うまくいってもいかなくても ・ ・ ・ 。
私はそういう人しか信用しない。 」
いつか、真似して使ってやろうと思っています。
もちろん建築でも、
およそ芸術に分類される全部の分野で優れた作品には、
時間が経ってから、他人の手で
時代背景や、表現手法、作者の心理状態、
その効能など、分析する文章が書かれていますよね。
( 当たり前ですワナ!
優れていないモノを分析する物好きはない ・ ・ ・ )
“ 分析できる ” ということが大切で、
優れた作品は、しっかりとした筋が通っていて、
確かな考えがあって表現を膨らませているから
のちの人が分析できるのだろうと思うのです。
サラリーマンで管理職だったころ、
他人様が設計したのを
もっと良くなるように直すというようなことを
たびたび依頼されましたが、
私には、どこから手を付けて良いか解らなくて
出来ませんでした。
その頃は、元々設計した人と自分との間に
圧倒的な力の差がないからだと思っていましたが、
キチンとした文脈のような筋が通っていないモノに
どの部分を残して、
どの部分を変えるという判断のしようがない。
ということの方が大きかったのだろうと思います。
これも、優れた力を持った人の仕事を
のちに解析した本です。

小津安二郎の “ 美学 ” のようなものを
作品作りと合わせて解説していますが、
とても面白い!
優れた人は、
その生き方、物の選び方にも妥協がないのだけれど、
言葉も良いんですよね。
「 リンゴの絵をかいていて、
うまくいかないからといって、
柿や桃をかき始めるようじゃダメだよ。
うまくいってもいかなくても ・ ・ ・ 。
私はそういう人しか信用しない。 」
いつか、真似して使ってやろうと思っています。