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2019年06月04日

旅の出逢いもいろいろ

 加計呂麻島、

デイゴの花は、例年より早かったようで

盛りを過ぎていました。



近くのカフェで注文したグァバジュース。



グァバというものが桃みたいな味がすると知らなかったので、

私には飲めなくて、お店に悪いことをしました。

 

 南の島は、そんな呑気なことばかりではなくて、

辛い歴史もあります。

 

 島尾敏雄という作家を私は知りませんでした。

今回の旅行の下調べをしていて、

加計呂麻島に文学碑があることで、初めて知った名前です。



出身地ではないこの島に文学碑がある理由は、

戦時中、島のこの入江に



特攻艇・震洋を隠しておく基地があったそうです。



---こんな穴が、堀り掛けも含めていくつもあります---

島尾は、この部隊の隊長で赴任して、

常に死を覚悟して生きていたのですが、

ついに、出撃命令がないまま終戦をむかえたのだそうです。

 

 戦争で死を覚悟していた人が、

生き残ったから「助かった」と

考えるとは限らないみたいですね。

 生き残ったことに悩んだことを小説にしています。



この短編集を出発前から読み始めて、

半分くらいまで行っているでしょうか。

タイトルになった作品以外にも、

戦争の傷を引きずっていることがうかがえる

ちょっと考えてしまう1冊です。

 

 旅すると、

行く先で出会う色々なことから考えが広がる。

そんな風に感じます。
 
  


Posted by CAOS at 16:13Comments(0)日記