カテゴリ
日記 (708)
QRコード
QRCODE
オーナーへメッセージ
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人

和歌山の情報発信
ブログポータル

ログインはTOPページで
私も作ってみる


[PR] 和歌山情報ブログでチェックイコラブログ
[PR] 商品ページ1ページからリニューアル!!楽天ヤフーOK!現在キャンペーン


2013年10月14日

けっこうなお点前で

 面白いスタイルですね。

「 ご自分で点ててどうぞ! 」 っていう感じでした。



 

 生駒市高山

日本の茶筅はほとんどがここで作られているのだそうです。



室町時代に鷹山城主の次男が初めて茶筅を作ったのが

( 考案したらしい ) この土地での茶筅づくりの始まりらしいので、

歴史はながいですね。

 

 どんなところか見てみたくて訪れました。

中心になっている施設が 『 高山竹林園 』 のようです。



この近くには、茶筅の製造販売をされているところが

何軒もあるようでしたが、

ちょと気おくれしてそちらには行けませんでした。

この 『 高山竹林園 』 の中の茶室でいただいたのが

最初の写真の薄茶でした。

自分で点てて飲むっていうスタイルで、

お茶碗に抹茶が入っていて

ポットでお湯が出てくるっていうのは初めてです。

少々傷みの目立つ茶筅でしたが

茶道家として ( ウソッ! ) きれいに点てられたと思います。

美味しいお茶でした。

 

 竹林も

少しずつですが、

竹の種類が沢山あってとてもきれいで、

ゆっくりと過ごせる空間でした。

  


Posted by CAOS at 22:24Comments(0)日記

2013年10月14日

味わい ・ 深み

 余分な部分を削ぎ落として、削ぎ落として、

研いて、磨いて最後に残ったものが

最高に美しくて、素晴らしいモノだと思うのですが、

最高に “ 魅力的 ” なモノかというと、

そうとも言い切れないような気がしています。

 

 黒田街子パッチワークキルト展

での邦楽コンサートで、

塩高和之さんの琵琶と

田中黎山さんの尺八の演奏を聴きました。



 ピアノなど、西洋の楽器の演奏では

楽譜にない音は雑音ですが、

邦楽の楽器の場合は、

尺八の息をはく風の音も

弦楽器で他の弦が共鳴してしまったり

ばちがたたいてしまったりする音も、

それは自然なモノとして音楽の中の

1つの要素になってしまうのだそうです。

 夜の打ち上げで



塩高さんから伺ったところでは、

曲をつくるときには同じように

削ぎ落として、磨いて残った部分を取り出すのだけれど、

演奏のときには別の音も入って魅力的になるとか。

( 少し違ったかも知れませんが、

 そんな意味のことを言われたと思います。 )

 

 この感じは、

建築にも言えるのだろうと思います。

“ 味わい ” と言い換えても良いのでしょうか?

深みのあるモノづくり

は、そういうものなのだろうと思います。

  


Posted by CAOS at 02:03Comments(0)日記