カテゴリ
日記 (708)
QRコード
QRCODE
オーナーへメッセージ
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人

和歌山の情報発信
ブログポータル

ログインはTOPページで
私も作ってみる


[PR] 和歌山情報ブログでチェックイコラブログ
[PR] 商品ページ1ページからリニューアル!!楽天ヤフーOK!現在キャンペーン


2016年01月07日

ア ・ マ ・ カ ・ ス

 関係なさそうな2つの物事が、

意外なところで結びつくような偶然に

最近とても敏感になっています。

( って言うか、元々そういうのが好きです。 )

 

 李香蘭を読んで、

愛新覚羅浩さんのことを読んだら、

次は、満州つながりで

甘粕正彦か、川島芳子かだろう!

って、マイルールですけど!

 

 で、東濱口家の見学の後

ア・マ・カ・スって呪文みたいに唱えていた

同級生のヒロミちゃんの呪い ( 失礼!) で

甘粕に行きました。



映画 『 ラストエンペラー 』 では

坂本龍一さんが演じていたのが甘粕です。

 

 小説のような感じではなくて、レポートみたいに

周辺のことまで資料をあげて細かく書かれていて

読みやすくはなかったけど、

随分ア・マ・カ・スの印象が変わりました。

映画でもドラマでも、

怪しいヒトに描かれるから、

私も 甘粕=悪いヒト だと思い込んでいましたけど、

この本で描かれているのは、

論理的な人情を持った人でした。



なかでも、

満映理事長時代の日本人と中国人のあいだに

大きな区別を許さない姿勢。

( このことは李香蘭のドラマでも描かれていたけど。 )

よんどころ無い理由で間違いを起こした人への

温かい対応。

色々な計算があってのことかも知れないけど、

普通の人よりヒトっぽい印象でした。

 

 これを読む直前に読み終わった

高村光太郎の 『 智恵子抄 』 。



この智恵子に東京に行くように勧めたのが、

福島の女子師範学校を出て、

地元の小学校の教員になって智恵子を教えた

甘粕正彦の奥さんの叔母さんだったそうです。

それから色々あったでしょうけど、

「 東京には空がない 」 って、

智恵子が心を病んでいく始まりがここにありました。
  


Posted by CAOS at 12:54Comments(0)日記