2017年04月05日
ロマンチックな気もするけど・・・
紀伊半島の南端からモノを流したら、
黒潮に乗って東の方、なんなら北にふった方向に
流れていくだろうと思うのですが・・・。
まず南には向かいませんよね。
有名らしいですが、私は知りませんでした。

『 観音菩薩が住む
南方の浄土=補陀落世界 』
と信じて、
熊野那智の海岸から、棺のような船( ? )
で生きたまま海原に出る信仰があったのだそうです。
人が入ったら外から釘を打ち付けて出られなくしたり、
船底に穴を開けて栓をしておいて、
沖に出たら自分で抜いて沈む仕組みになったのがあったのだとか。
後には、広い地域に広まった信仰らしいので、
ある限定された場所で信じられていたことではないようですが、
現代の常識で理解するのは難しいですね。
著者が実験的に3隻の模型を那智湾から海に流してみたら、
1隻は、伊豆半島沖の新島、
1隻は、すぐ近くの古座川町に流れ着いたのだそうです。
残りの1隻が見つからなかったということで、
補陀落世界にたどり着いたのかもしれない。
と、あとがき には書かれていました。
黒潮に乗って東の方、なんなら北にふった方向に
流れていくだろうと思うのですが・・・。
まず南には向かいませんよね。
有名らしいですが、私は知りませんでした。

『 観音菩薩が住む
南方の浄土=補陀落世界 』
と信じて、
熊野那智の海岸から、棺のような船( ? )
で生きたまま海原に出る信仰があったのだそうです。
人が入ったら外から釘を打ち付けて出られなくしたり、
船底に穴を開けて栓をしておいて、
沖に出たら自分で抜いて沈む仕組みになったのがあったのだとか。
後には、広い地域に広まった信仰らしいので、
ある限定された場所で信じられていたことではないようですが、
現代の常識で理解するのは難しいですね。
著者が実験的に3隻の模型を那智湾から海に流してみたら、
1隻は、伊豆半島沖の新島、
1隻は、すぐ近くの古座川町に流れ着いたのだそうです。
残りの1隻が見つからなかったということで、
補陀落世界にたどり着いたのかもしれない。
と、あとがき には書かれていました。