2017年04月07日
知らなかった訳ではないのに
江戸時代の女流絵師、葛飾応為。
北斎の娘ですが、
この人が描いた『 吉原格子先之図 』というのがあります。

何年か前にも話題になった時期がありましたが、
最近またちゃくちょくテレビで話題にされています。
専門家ではないので、間違っているかも知れませんが、
私の感覚では、江戸時代の人で、これだけ
“ 灯り ” と “ 影 ” を表現して描かれていることが驚きです。
西洋の絵画では、
ずっとずっと古くから当たり前に表現されていますけど、
日本ではちょっと違っていたように思います。
絵画の世界では珍しいけど、
生活の中ではこの時代に、見せたい部分を明るくして、
見なくて良いところは、“ 深み ” や “ 奥行き ” として、
空間を考えていたことが解ります。
この時代の人が知っていて、
今の日本人が忘れてしまっていることが不思議・・・。
クライアントとの打ち合わせで、
「 日本の明かりは、暴力的に明るすぎるよねぇ! 」
っていう話題で盛り上がったことで思い出したので、
ちょっと書いてみました。
北斎の娘ですが、
この人が描いた『 吉原格子先之図 』というのがあります。

何年か前にも話題になった時期がありましたが、
最近またちゃくちょくテレビで話題にされています。
専門家ではないので、間違っているかも知れませんが、
私の感覚では、江戸時代の人で、これだけ
“ 灯り ” と “ 影 ” を表現して描かれていることが驚きです。
西洋の絵画では、
ずっとずっと古くから当たり前に表現されていますけど、
日本ではちょっと違っていたように思います。
絵画の世界では珍しいけど、
生活の中ではこの時代に、見せたい部分を明るくして、
見なくて良いところは、“ 深み ” や “ 奥行き ” として、
空間を考えていたことが解ります。
この時代の人が知っていて、
今の日本人が忘れてしまっていることが不思議・・・。
クライアントとの打ち合わせで、
「 日本の明かりは、暴力的に明るすぎるよねぇ! 」
っていう話題で盛り上がったことで思い出したので、
ちょっと書いてみました。