2016年11月21日
言葉には、一々意味がある
思い出して笑ってしまいました。
去年の 『 日本書紀歌謡 』 の打ち上げで、
「 和歌山弁に敬語ないじゃないですかぁ。 」
私の発言で、
時間が止まってしまったようにシィ~ンとなりました。
県外の人達にはそれほどの驚きの発言だったようです。
司馬遼太郎がそのことをそのとおりに書いています。

“ 南海道 ” の説明の中で、
---
“ 南海道 ” は七世紀末、文武天皇のときに七道の一つとして
制定された地域で、紀州(和歌山県)と淡路と四国を指す。
土俗として平等意識がつよく、そのため過剰な敬語が発達
しなかった(紀州の方言にいたっては敬語がない)などの共通点
がみられるが、 云々
---
ちょうどこの辺りを読んでいたのが、今年の 『 日本書紀歌謡 』
の頃だったので!
興味深い話のところは、
ページの端を三角に小さく折りながら読むのですが、
そんなのが結構あるなかで、もう1つ。
住宅地の分譲などで、『 ナントカが丘 』って
名称をつけると、みんな素敵な土地だと思うみたいだけど、
司馬遼太郎の中では、なんと粗末な土地かとおもってしまう。
のだそうです。
「 もっとましな土地はないかね 」 と。
『 ナントカ谷 』 が日本人にとってはめでたき土地だった。 と。
米がつくれない土地はダメな土地だから。
ということらしいですが、
今の時代、水の心配のある
『 ナントカ谷 』 が良いとは言い切れないと思うけど、
今どき 『 ナントカが丘 』 も、あまり賢い人が
つけた名前には思えないんですよね ・ ・ ・ 。
去年の 『 日本書紀歌謡 』 の打ち上げで、
「 和歌山弁に敬語ないじゃないですかぁ。 」
私の発言で、
時間が止まってしまったようにシィ~ンとなりました。
県外の人達にはそれほどの驚きの発言だったようです。
司馬遼太郎がそのことをそのとおりに書いています。

“ 南海道 ” の説明の中で、
---
“ 南海道 ” は七世紀末、文武天皇のときに七道の一つとして
制定された地域で、紀州(和歌山県)と淡路と四国を指す。
土俗として平等意識がつよく、そのため過剰な敬語が発達
しなかった(紀州の方言にいたっては敬語がない)などの共通点
がみられるが、 云々
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ちょうどこの辺りを読んでいたのが、今年の 『 日本書紀歌謡 』
の頃だったので!
興味深い話のところは、
ページの端を三角に小さく折りながら読むのですが、
そんなのが結構あるなかで、もう1つ。
住宅地の分譲などで、『 ナントカが丘 』って
名称をつけると、みんな素敵な土地だと思うみたいだけど、
司馬遼太郎の中では、なんと粗末な土地かとおもってしまう。
のだそうです。
「 もっとましな土地はないかね 」 と。
『 ナントカ谷 』 が日本人にとってはめでたき土地だった。 と。
米がつくれない土地はダメな土地だから。
ということらしいですが、
今の時代、水の心配のある
『 ナントカ谷 』 が良いとは言い切れないと思うけど、
今どき 『 ナントカが丘 』 も、あまり賢い人が
つけた名前には思えないんですよね ・ ・ ・ 。